沓石の自作

2013年11月上旬~12月下旬まで

赤松の抜根作業と同時進行で基礎の重要な部分である沓石(くついし)の製作を行っていた。
ホームセンターには既成品が売っているが値段が高い。そこで面倒だが自作することにした。
沓石とは束石とも呼ばれ地面と接し土台が載る重要なパーツである。
耐久性、耐荷重性そして安さの条件を満たすものを作らねばならない。
ここで思いついたのはブロックを利用して作ることだ。
ブロックも既成品だが、値段はそんなに高くない。軽量ブロックより強度のある重要ブロックを選択する。
3つの条件を兼ね備えた重量ブロックに束柱を固定する羽子板ボルトを埋め込めば、沓石を簡単に作ることが出来る。

資材の調達

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15センチ幅の重量ブロック

ホームセンターで15センチ幅の重量ブロックと羽子板ボルトを各9個購入する。
当初、3坪小屋の沓石は9個としていたが、重量に耐えかねて基礎部分が陥没することも考えられたので、途中から3個増やして12個とすることした。
重量ブロックの幅を15センチとしたのは、ブロックの上に束柱を立てるので出来るだけ厚みのあるものにして強度を増したかった。
15センチの重量ブロックはマイナーなものらしくて何度も大きな町のホームセンターまで車を走らせなければならなかったので手間がかかった。

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モルタル用の砂

モルタル用の砂は近所の林道から調達してきた。
雨が降ると上から砂が流れてくる場所があって、長年の間に道路上に分厚く砂の層が出来ていた。
道路の掃除を兼ねてスコップで掬いペール缶やバケツに入れて車で何度も往復し7時間を掛けて運んだ。

沓石の製作

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羽子板ボルトに錆止めを塗る。
亜鉛メッキ済みのボルトだが、念のため錆止めを塗っておいた。
途中でここまでする必要はないと思ったが、ペンキを買ってしまったのでケチらずに塗ることにした。

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セメント:砂=1:2の割合でモルタルを作った。

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重量ブロックの真ん中の穴に羽子板ボルトを埋め込んだ。
ボルトは垂直に立ち上がるように木製パレットの廃材を利用して添え木作り、これにビスで仮止めした。

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羽子板ボルトにはナットが付属するが、ホームセンターに並んでいた幾つかのボルトには付いていなかったので、別のナットを頂いた。
ところが、作業をする段階になってネジのピッチが合わずに先っぽの1山だけしかナットが入らないことに気づく。
ミリとインチの違いでこのような不具合が発生してしまった。
わざわざ山を下りてフィットするナットを買いに行くのは面倒だったので、この重大な欠陥には目をつぶることにした。

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試作品1号が完成した。

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前回作った沓石は羽子板ボルトのナットが一山だけ掛かっている状態なので、引っ張られると簡単に抜けてしまうおそれがある。
そこで今回は角座金をダブルナットで挟んで引張力を大幅に向上させることにした。

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隙間時間を使ってコツコツ作業する。

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試作品第2号完成!
この後再び欠陥に気づく。
埋め込んだ羽子板ボルトが長くて羽子板部分が全くモルタルに埋まっておらずボルトは捻じれに弱いということに。
画像を見ても分かる通り、長いボルトは羽子板部分が完全に浮いてしまっている。

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ボルトは羽子板部分まで埋め込もうとすると、足の部分が邪魔になる。
そこで金ノコで少しカットすることにした。

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ボルトの足を数十ミリカットしたので、羽子板部分が10~20ミリほどモルタルに埋まるようになった。
これで引張力と捻じれに強い沓石となった。
モルタルが乾燥するまで凍結しないように夜間はダンボールとブルーシートを被せて保温した。

沓石の完成

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試行錯誤して最後には満足のゆく沓石を作ることが出来た。
既成品を買っていたならこんなに悩んだり手間が掛ることは無かったが、出来るだけ自分の力だけで小屋を建てたかった。
小屋建築はまだ始まったばかりだが、早くもDIYの楽しさを感じるようになった。

おわり

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