実家物置の解体

2014年4月25日~5月7日

整地作業が終わると実家に行って物置小屋の解体作業に取り掛かる。
以前から物置小屋の解体する話は出ていたが実現に至らず伸び伸びとなっていた。
ところが親父を死を機に家族で再び物置解体の機運が高まった。
物置内に眠る数多くの端材や工具類そして物置小屋を解体する時に出る柱などの廃材はまさに宝の山だ。
それらを山小屋建築に使わない手はない。
そこで家族で一番暇な私が物置解体の仕事を請け負い、使わない工具、端材や廃材を全て頂くことになった。

解体する物置小屋は3坪にも満たない小さな建物だが侮る無かれ。
解体の前にまずは物置小屋内の荷物の片付けをしなければならない。
これがまず始めの難関だった。御託はこれくらいにして早速当時の様子を説明しよう。

物置小屋の荷物の片付け

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解体する物置小屋の中の必要な荷物は隣の物置小屋に移動する必要があるが、現在のところ、移動先の物置小屋の中も荷物で一杯となっている。
まずは移動先の物置小屋内の荷物を整理する。
取り敢えずいらない荷物は全て出す。
物置の外のベランダストッカーにも入りきらない荷物が入っている。
どれも中に入っているものはゴミの様なものばかりなので全て処分し、ベランダストッカーは丸ノコで小さくカットしゴミ袋に詰める。

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物置小屋最奥部には使われていない学習机が置かれている。
この机周りが一番やっかい。
周辺には荷物が入った段ボール箱が積み重ねられている。一旦荷物を退けたいが、退けるスペースすらない。
まずは物置の入口付近から順に片付けてゆくしかない。

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2つの物置の中に一体どれだけの荷物が詰め込まれていたのだろうか。
片付けを開始するとみるみるうちにごみの山が高くなってゆく。

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中から金物や工具類が山ほど出てくる。小さな物置によくぞこんな大量の荷物を入れていたものだ。
これでは物置小屋本来の目的、荷物を整頓して収納する目的を達成することは不可能だ。
一旦荷物を外に出して使えるものと壊れて使えないものに選別する。
まるでリサイクルショップのような状態となった。

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解体する物置小屋から大方の荷物を出したところ。

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ようやく片付けが終わり解体の準備が整った物置小屋
片付けに要した時間は全部で四日間。これを業者に頼むとなると莫大な費用がかかりそうだ。

物置小屋の解体

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片付けを終えてようやく解体に取り掛かることが出来た。
まずは出入口ドアと窓を外す。
アルミサッシは高価な建材だし山小屋建築で使うので、ガラスを割らないように丁寧に取り外す。
そしてお次は壁のトタン板と横桟を取り外す。
トタン板を外す時は再利用できるように痛めないように丁寧に外した。

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壁の撤去が終わると屋根の解体に移る。
傘釘を丁寧に抜いて同じく再利用できるようにする。

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波板、横桟、防水紙を外すと野地合板が露となる。
屋根が飛ばないように間隔狭めで釘を打ち付けているので釘の本数が非常に多い。
あまり急がずに確実に作業を進めてゆく。

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野地合板を端から外すと、一枚づつ下に放り投げる。
ちょうど隣が空き地なので遠慮無く作業することが出来る。

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屋根の垂木を取って骨格が残るのみとなった物置小屋
在来工法で骨組みがしっかりとした作りとなっている。

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柱をバラす前に接合部にマークして復元できるようにする。

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柱の接合部はほぞ組した後、カスガイを打ってある。

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上部の解体が終わったところ。
ハシゴで登り降りする必要がなくなったので、作業の進み具合が一段と早くなる。

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S.59.8.吉日という記念の書き込みが出てきた。
およそ30年前に建てた物置小屋のようだ。

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解体と並行して再利用する気にならない傷んだ木材は丸ノコで短くカットして燃えるゴミで出せるようにする。
廃材を片付けながら作業を進めないと足の踏み場が無くなってしまう。

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床板を取り外したところ。

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棟木に使われていたヒノキの柱
このくらいの長さがあると使い勝手が良さそうだ。

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上モノは全て撤去して、土台の解体に取り掛かる。

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根太は長い釘が打ってあったので、大型のバールで外してゆく。

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残るはブロックの基礎のみとなった。
画像だとベタ基礎のように見えるが、内側は湿気対策のために薄くコンクリートを打ってあるだけ。

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ブロックやコンクリートを小さく粉砕するために道具を使うことにした。
物置の整理をしていると偶々出てきたものだ。

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先を当ててスイッチを入れるとコンクリートに簡単に穴があく。

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コンクリートの厚さは20mmほどで非常に薄い。
もう少し厚くて耐久性があれば、このコンクリート面を残したいところだった。

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穴あけが終わると大ハンマーで叩いてコンクリートを割ってゆく。

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ブロックには鉄筋が少ししか入っていないので、横を叩けば簡単に倒れる。

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基礎のブロックは一段のみで捨てコンクリートもほんの少し。
トタン葺で物置自体が軽いので、簡単な作りにしたようだ。

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雨水パイプを撤去する。
木の根がないので掘るのは簡単だった。

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アルミサッシや鉄棒などはディスクグラインダーでカットして運びやすいようにする。

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大きなコンクリート片はそのまま積み重ね、小さなものは土のう袋に入れた。

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それにしても凄い量の廃材やゴミだ。
普通の一般家庭で出るゴミの量ではない。
ゴミ出しは分別して収集袋に入れなければならないので非常に手間がかかる。
これだけ多いと普通は業者に頼むことになるが、お金が勿体ないので手間暇掛けて全て自分で適正に処理した。

端材と廃材の運搬

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物置にあった端材と解体して出た使える廃材は山林に運んで山小屋の材料とする。
初めは軽トラで何往復かして運ぼうと思ったが、量が多すぎて直ぐには運べないので2tトラックをレンタルした。
トヨタのダイナ2t標準タイプ
24時間レンタルで各種割引を使用して料金は約10,000円と非常にリーズナブルだった。

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使えるものを全て積み込み山林に向かって出発する。
一時は全部積めるか怪しかったが、時間を掛けて綺麗に積むとちょうど全部載せることが出来た。
荷物の積み込みを終えると夕方の帰宅ラッシュ後の出発に備えて休むことにした。

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トラックの運転が心配だったので、まだ明るい午後6時に実家を出発する。
高速に乗るまでは緊張の連続だったが、高速に入ると運転にも慣れて緊張が解けて疲れが出てきた。
途中のサービスエリアで休んで山林に到着したのは10時過ぎとなってしまった。
到着後休みたかったが、ETC深夜割引の時間の関係上休むわけには行かず、直ぐに荷降ろしの作業に取り掛かる。
トラックは敷地内に乗り入れ出来ず、少し離れた場所に停めて積み荷を運ばなければならなかった。
荷降ろしに要した時間は約4時間、午前2時過ぎにようやく終わったが、ETC深夜割引タイムリミットの午前4時が迫っていたので休憩せずに実家に戻ることにした。

コンクリー片と鉄くずの処理

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帰りの途中のSAで2時間ほど仮眠して朝方実家に到着する。
朝飯を食べてゆっくり休んでから作業を再開する。
まず基礎を解体した時に出たコンクリート片を処理することにする。
コンクリート片は産業廃棄物扱いになるので、自治体では収集してもらえない厄介なゴミだ。
量は土のう袋20袋近くもあるので、トラックのレンタル中に処理してしまうことにする。
あちこち電話を掛けて当たった産廃業者に有料で引き取ってもらうことが出来た。

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次は産廃業者に教えて貰ったリサイクル業者に鉄屑を持ち込む。
アルミ製2連ハシゴ、スチール製デスク、鉄棒、アルミなど一般家庭では到底ありえないほどの鉄屑の量となった。

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強力な電磁石でくっつけて鉄屑を運ぶ。
今思うとまだ使えるトタン板を処分してしまったので勿体ないことをしたなあと思う。
鉄屑の買い取り金額は、値の張るアルミが多かったので約11,000円となった。

実家物置の解体作業、端材と廃材の運搬も片付いたので、数日間実家で休養して山林に戻った。
ゴールデンィークが過ぎて付近は静けさを取り戻し、森の木々が芽吹いて新緑が眩しい一年で最も過ごしやすい季節となっていた。同時に絶好のDIY日和でもある。
これからいよいよ山小屋の基礎づくりが始まる。

つづく

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