パネルの製作及び組み立て

2014年5月24日~5月29日

作業の流れ

土台の工事作業中に在来工法から枠組み工法に変更したので、まずは壁の骨組みとなるパネルを製作する。
本来ならパネルに合板を張り付けたあとで立ち上げてパネル同士を接合するが、完全に一人作業で重くて作業しづらくなるおそれがあったので、合板はパネル組立後に張り付けることにした。
パネルの補強として長辺方向の中心部に鳥居形の柱を設置することにした。

パネル製作 → パネル組み立て(同時に鳥居形の柱設置)

パネル製作

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パネルはSPF材の2×4規格を使用して製作する。
材料は線に沿って慎重にカットする。

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北側の窓なしパネルが1つ完成した。

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2×4材の接合は75mmのビス3本で行う。

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太めの通常のビスのため、キリで下穴を空けてからビスを打ち込む。
柔らかいSPF材の端なので、面倒だが丁寧に作業する。

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こちらは窓ありのパネル。
ビスの斜め打ちをしないでいいように組み立ての順番を考えながら作業する。

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パネルの完成

柱の接合

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長辺方向にパネルの補強として桁を入れることにする。
材料は物置を解体した廃材だが、長さが少し足りないので2本を繋ぐことにした。

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短冊金物
長さ330mmと235mm各2個
商品名 「Z金具 釘ドメ短冊330と235」

柱の接合は垂直に切り落とした柱同士を突き合わせて短冊の金物で留めることにした。
本来なら強度を出すために特殊なほぞ組みで柱を繋ぐが、その技術を持ちあわせていない。
他には接合面を互い違いにカットしてボルトで止める方法もあるようだが、木工ドリルや長いボルトを購入するとなると割高となってしまう。
そんな中でホームセンターで安価な短冊形の金物を見つけた。

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接合面のカットは細心の注意を払って行う。
柱の3面にマークして少しずつ切りながらチェックして垂直にカットする。
この切り口が狂うと接合した柱の強度を十分に出すことが出来ない。

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付属の太い釘で金物を取付けているところ。
いつもの玄能では小さ過ぎるので、大きくて丈夫な鉄工用ハンマーを用いた。
左はシンプソン金具のタイプレートTP37で長さは178mm
一方のZ金具の釘ドメ短冊330は330mmと倍くらいの長さとなっている。
見た目だけでもはっきりと強度の違いが分かる。

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同じ長さの短冊金物を4面に使うと釘同士がぶつかってしまうので、隣り合う金物は大330mm、小235mmの金物を使用する。
一箇所釘が当たり途中で曲がってしまった。

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強度テストを行う。
ウッドデッキに継いだ柱を立てかけて歩いてみる。
多少軋む音がしたが、強度的には大丈夫のようだ。
さらに柱の上でジャンプしてみたが、折れる気配は微塵も感じなかった。
直角面を突き合わせて単に金物で留めただけだが、想像以上に強度が出たようだ。

パネル組み立て

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ウッドデッキから資材と完成品のパネルを下ろす。
ここに初めて広大なフラットスペースが出現する。

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パネルの仮置き
北側の端を基準としてパネルを置いてクランプでパネル同士を仮止めする。
木槌で叩いて各部の微調整を行う。

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パネルとデッキ部分の固定   90mmビス使用
パネル同士のコーナー部の固定   同上
パネル同士の固定       75mmビス使用

北側のパネルからデッキに90mmのビスで止めてゆく。
下地材を確認しながら打ち込むので時間がかかる。

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パネルのコーナーにスコヤを当てて直角をみる。
デッキに歪みがあるので、ここできちんと直角を出してしまうと他にしわ寄せがゆく。
他との関係を見ながら調整を加えてゆく。

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柱と干渉する部分を手鋸で切り落とす。
SPF材は柔らかいので加工しやすい。

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桁の東側の支えとなる柱を固定する。
デッキの上に柱を載せてシンプソン金具で固定する。
柱単体では強度を出すことは出来ない。
隣のパネルと連携して桁を支えることになる。

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一部仮止めのままでパネルを壁4面全て組み立ててみた。
少し離れて全体を眺めてみる。

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西側のパネルに歪みを発見した。
歪みが大きいのでやり直すしかない。

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差金を当ててみると歪みがよく分かる。
柱をもう少し外側に移動する必要がある。

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2度のにわか雨の襲来で一時作業が中断する。
パネルを組んだ状態ではブルーシートを掛けることが出来ないので、デッキとパネルが濡れてしまった。
雨が上がると気を取り直して西側の壁の中心となる柱を外側にずらして一直線となるように各部を調整した。

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1F部分のパネルの組み立てが完了すると、次はロフト部分のパネル組み立てに取り掛かる。
南側のパネルは2分割として重くなっているので、上に上げる時は慎重に作業する。

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2×4材の接合は切り口が重ならないようにズラして強度を高める。
ロフトのパネルがうまい具合に1F部分の頭繋ぎをしてくれている。

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パネルで4面囲い長方形となったが、短辺方向の柱がなので上に登って作業しているとパネル全体がグラつく。
そこでテストを兼ねて中央付近に梁を一本取り付けることにした。
画像は中央部分の桁と干渉する部分をカットしているところ。
マークした深さまで手鋸で切ってあとはノミで削ってゆく。
柔らかいSPFなので加工がやりやすい。

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何度か微調整をして梁を取付けたところ。ピタリと嵌ってくれた。
干渉部分の切り欠きがズレ防止の役目を果たしてくれそうだ。

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パネルの組み立てが完了した。
真ん中に1本梁を入れただけで、随分と剛性が高くなった。
今後、梁と垂木を取り付ければより強固な小屋の骨組みとなってくれる。

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梁の両端の柱との接合部分
この部分も梁の接合方法と同じように直角に切った面を突き合わせてシンプソン金具で固定しただけ。
両側のパネルで挟んで90mmビスで止めたので下側の支え部分の強度は抜群だ。
各パーツが連携して強度を保つようにした。

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こちらはもう片方の梁の端と柱との接合部分
手前側の梁が少し細くなっていて金具を取付けても強度がさほど出ないと思ったので、片面のみ金具を取付けた。

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梁の接合部分
一見すると弱そうに見える部分だが、他のパーツで強度を補うことになるので何ら問題はない。

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パネルの合間に割り込ませた鳥居形の柱
両端の柱が繋いだ梁を支えている。
この状態だとパネルに依存している状態だが、工程が進めば山小屋の強度を保つ重要なパーツとなってくれる。

つづく

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