土地の整地作業

2014年4月8日~4月23日

抜根作業から一夜明けた4月8日より早速作業を開始することにする。
慌てて作業をすることはないが、出来れば早く作業を終わらせて遊びたい。
そんな気持ちから次なる作業を始める。

山林内にある土地は、東に向かって全体に傾斜している。
なので切土か盛土をして山小屋を建てる場所を平らにするか高床式の基礎に必要がある。
どちらもそれなりに面倒だが、抜根作業で出た石を使えば土地の整地作業はそれほどの労力を使わずに出来るのではないか、と思ったので土地の低い方に石垣を作って盛土することにした。

一輪車を使いやすくする

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これは登山用の雑索
径8mm、長さ10mほどのロープ
普段の生活では物干しロープなどに使用している。

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ブログの読者からアイデアを頂いたので早速試してみる。
一輪車のグリップ同士をロープで繋いだ。

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使ってみてびっくり!
一輪車に土を満載しても楽に押すことが出来る。
腰を入れて体全体で押すようにすると、上り坂でもグイグイと押してゆくことが出来る。
土方現場の職人さんの間では当たり前に使われている知恵なのだとか。

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一輪車が劇的に使いやすくなり作業が捗る。
同じ労力で一度に多くの土を運べるので大したもんだ。
土を入れてはタコで踏み固めることを繰り返す。

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概ね土地が平らになったところで山小屋建築場所の目安に四隅に杭を立てる。
そして低い方から石を積んで石垣を作ることにした。
まずは石垣の基礎となる部分を掘って地面を突き固める。
十分固まったところで、石を置き積み重ねてゆく。

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使用する石は赤松の抜根作業の際に大量に掘り出されたものだ。

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石を積んでは土を入れて突き固めるを繰り返す。
単調な作業を黙々とこなす。
盛土に使う土は、進入路を作った際に土手を削って大量に出たものだ。
お金を使って他所から持ち込むのではなく、自分の土地で完結させる。
安易にお金に頼らない。

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作業のやり方は、山暮らしの本を読んで見よう見まね行った。
一番下の部分には出来るだけ大きな石を使って丈夫になるようにした。
本来なら水糸を張ってそれを基準に石を並べてゆくみたいだが、細かいことは気にせずに自分のやりやすいように作業を行った。

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石の隙間から土が流れないように小さな石を詰め込んだ。
水捌けの良さを保ちつつ、土の流出を最小限に食い止め土地の陥没を防ぐ。
直ぐには効果が出ないかもしれないが、長い年月で見れば大きな差となって現れるかもしれない。

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これは天然のパズルなのか。
試行錯誤しながら石を組み合わせて積み上げてゆく。
石がグラつく場合は、隙間にピッタリと合う石を見付けて隙間に入れる。
ちょうどフィットする石が見つかると非常に嬉しい。
石垣は垂直に積み上げるのではなく、上に行くほど少し後ろにズラしてゆく。
お城の石垣をイメージしてもらうと分かりやすい。

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徐々に石垣の高さが増してゆく。
一度にたくさんの土を入れて踏み固めるのではなく、少量ずつ入れてこまめに踏み固めてゆく。

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徐々に平らなスペースが広がってゆく。
しかしこれでは3坪小屋と言えども狭すぎる。

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随分と石垣が高くなってきた。
手を休めては作業の捗り具合を眺めて一人ニンマリとする。

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ひたすら土を突き固める。
地味な作業だが手を抜かない。
一突きの手間でより強固な地盤となってくれる。

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大体のスペースが出来たところで、土地の水平を取ってみる。
水バケツとホースを使う原始的な方法を用いる。

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測定の結果、自分で思っていたより土地が平らでないことが判明する。
さらに石を積んで土を入れる。

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小屋を建てるスペースの水平はキッチリと取りたかったが、あまりに手間が掛かるし石垣に使える石が減ってきたので、適当なところで止めにした。
完全な水平としてしまうと雨水が溜まりやすいので、若干の傾斜を残しておいてあとは小屋の基礎で調整することにした。
と言うのは建前で本心はいい加減作業を終えて遊びに行きたかった。

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自然石を使って作った石垣はなんとも言えない味わいがある。
ちょっと曲がってしまったが、そんな些細なことは気にならない。
石垣の隙間に生きものが住み着き小宇宙を形成する日もそう遠くない将来にやって来るだろう。

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山小屋建築予定地より土地の傾斜する下の方を眺める。
傾斜する土地は使いづらいが、水捌けは良いのでそんなに悪い土地ではない。
建物の基礎にお金が掛るとも言われるが、セルフビルドで手間を惜しまず注ぎ込めば独力でなんとかなる。
コツコツと暇を見つけては作り続けた自作の沓石も完成し、山小屋建築するためのベースは整った。

これから基礎工事と行きたいところだが、その前にやらなければならないことがある。
そのため、山を下りて実家に向かうことになった。

つづく

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