四国遍路その2 13番大日寺から23番薬王寺

四国野宿遍路の旅
2014年11月11日~12月25日まで(45日間)

2014年11月15日(5日目)

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神山温泉付近の公園の東屋
公園の端っこにあって通行人から完全な死角となっている。

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東屋の中は広々としている。壁があるので風を防ぐことが出来る。
ただ、川沿いにあって少し低いので私のスマホは圏外となった。
トイレは駐車場の方にあって水洗で綺麗。水はトイレで汲む。

0715 出発

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遍路道から外れて神山の方に来たので県道20号線まで一旦戻る。
集落の中の旧道を歩いてゆく。

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歩行者専用の潜水橋を渡る。対岸部分が大雨による増水でやられて壊れている。橋を渡り切る手前で仮設の迂回路が作られている。

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鮎喰川沿いに行く。テントを設営出来そうな河原だ。

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のどかな風景。天気がいいので快適な歩きとなる。

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1055 徳島市に入る
ようやく徳島市内に入る。歩道のない道路脇を歩く。

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1200 大日寺 着
12番から13番までは長かった。向こうに大日寺が見えてきた。

第13番 大栗山(おおぐりざん)
大日寺(だいにちじ)

一宮神社の別当寺であったが、明治の神仏分離令で神社の十一面観音像が大日寺に移り本尊となった。
4番札所、28番も大日寺なので紛らわしい。

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大日寺山門
山門前には県道が通っている。

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大師堂

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本堂

第14番 盛寿山(せいじゅさん)
常楽寺(じょうらくじ)

荒々しい岩の上に本堂が建てられている。「流水岩の庭園」と名付けられ、自然と一体となった雰囲気である。

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鮎喰川を渡り狭い参道を抜けると山門に到着する。

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なんと石段は、岩を削って作ったもの。大した道具のない時代に硬い岩を削りとったとは凄い。

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境内の中には岩が露出しゴツゴツしている部分がある。

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長年の風雨によって削られた岩。天然の造形美。

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常楽寺本堂

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常楽寺大師堂

1400 常楽寺 着

第15番 薬王山(やくおうざん)
国分寺(こくぶんじ)

聖武天皇は国家の安泰を願い諸国に66の国分寺を建立した。
この国分寺もその一つで、天平13(741)年に建立され隆盛を極めたが、兵火で焼失し江戸時代後期に再建された。

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国分寺山門

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国分寺本堂

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国分寺大師堂
最近建て直されたようで新しい。

1445 国分寺 着
国分寺手前の集落の中を歩いていると、突然ブロック塀の陰から人が現れ、みかん3つ入った袋を頂く。

第16番 光耀山(こうようざん)
観音寺(かんおんじ)

のどかな商店街の中にしっくりと溶け込むようにたたずむ札所。
土塀や石垣の代わりに寄進額を記した石碑が境内を囲んでいる。
69番は観音寺(かんのんじ)で同じ漢字だが読みが異なっている。

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観音寺山門
住宅街の道を行くといきなり目の前に現れる。

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観音寺本堂

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観音寺大師堂

1555 観音寺 着

太い道路から住宅街の舗装道路を歩いてゆくといきなり目の前に現れた。
ねぐらに急がねばならないので手短に参拝を済ませることにした。

1620 善根宿、栄タクシー 着

観音寺を出ると16時を過ぎていた。
遍路小屋のノートで仕入れた情報を頼りに善根宿を探す。
すると192号線沿いに「栄タクシー」を発見する。

恐る恐る中に入っていって事務所をノックすると親父さんが出てきた。
一晩の宿をお願いすると快く了承してくれた。
宿は二階部分にあって、6畳程度の部屋が2つあり、テレビ、クーラー、照明が設備されている。
当日は他の遍路はおらず、貸し切り状態だった。
トイレとお風呂は一階部分にあり、洗濯機はお風呂内にある。
乾燥機はないが、洗濯をしてベランダに干しておいたら寒風にさらされて一晩のうちに乾いてくれた。

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お風呂に入って洗濯を済ませると近所のスーパーに買い出しに出かける。
マルナカは安くて休憩スペースがあるところが多い。

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マルナカへ行く途中にコインランドリーがあった。
洗濯機はあるので、乾燥機のみ使用することになる。

一階の土間部分でご飯を炊いて遅めの晩御飯を済ませると二階に上がって休む。
壁一面には納札やお礼の葉書が貼り付けられている。
親父さんは長年善根宿を運営しているのだろう。
私はそんな部屋で休んでいても気が休まらなかった。道沿いにあるので大型車が通る度にガタガタと音を立てて振動するがそれが理由ではない。
宿代をケチって善根宿に押しかけ接待を強要するかのような行為に自己嫌悪していたのだ。
眠れぬ夜を過ごすことになった。

本日のルート

スタート 神山温泉付近公園  ゴール 栄タクシー
歩行距離 26.1km

支出

スーパー 食料買い出し  2,332円
自宅から持ってきた約1.5キロの玄米が残り僅かとなったので、白米2kg、押麦800gを購入した。
玄米が欲しかったがなかったので、白米に押麦を加えた。

食事

朝    玄米ご飯、味噌汁
昼    ラーメン、サバ水煮缶
おやつ  みかん3つ
夕    玄米ご飯、具沢山味噌汁(なめこ、カット野菜)

2014年11月16日(6日目)

0400 起床
0600 出発

どうしようも気分がすぐれないので、親父さんが起き出す前に出発することにした。4時起きして食事を済ませて荷物をまとめて善根宿を発つ。

栄タクシーさんには大変お世話になったが、どうしようもなく惨めな気分となったので逃げるように出てゆく。
朝食の準備していると、ガソリンストーブの調子が悪く、炎が不安定となるので、ストーブのメンテナンスの必要があった。

第17番 瑠璃山(るりざん)
井戸寺(いどじ)

かつては阿波藩主の別邸門であった鮮やかな朱色の仁王門が参拝客を向かい入れる。
この寺を訪れた大師が錫杖で地面を突くと清水が湧き出る井戸となったという。

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山門
赤色に塗られていてカラフル

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本堂

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大師堂

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寺の名前の元となっている境内にある井戸

0645 井戸寺着

善根宿を出てしばらくすると気分が良くなってきた。
自分の気持ちの切替の早さにびっくりする。
JRの踏切を越えて住宅街を歩いてゆくと井戸寺に着く。

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井戸寺を出ると徳島の中心部に向かう。
画像は鮎喰川に架かる橋を渡っているところ。
眉山方向から日が昇る。

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お城っぽい外観の病院
上層階から外の景色を見れば殿様気分か。

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0900 徳島駅前 着

国道192号線を歩いて徳島市の中心部までやってきた。
まだ早いためか道路の交通量は少ない。

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近所の献血ルームに行くことにしたがまだオープン前だったので、ストーブ本体のメンテナンスをすることにした。

ストーブの燃焼が悪く、今朝の炊飯はご飯の芯が残る炊き具合だった。
本体に装備されるシェイカーニードルで振ればジェットの詰まりは解消されるらしいが、汚れが酷くてその効力も限界に来たのか、オレンジ色の炎になって煤を吐き出す始末。

今回が初めてのメンテナンスなので説明書を読みながら丁寧に行った。
画像は本体の掃除が終わってテストのためプレヒートを行っているところ。
付着したガソリンに火が点いてストーブが火だるまになる。

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メンテナンスの結果は良好。以前のように轟音を出して勢い良く燃焼するようになった。

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川沿いの公園
日向ぼっこをしてゆっくり休む。

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小松島ステーションパーク内にある大きな狸
狸の大将の金長狸は有名。

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海沿いの公園で日没を待つ。
まだ一般利用者がいるのでテントを張るにはまだ早い。

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日が暮れた小松島港。構内には海釣り用の桟橋が整備されている。

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ようやく人気がなくなったので、しおかぜ公園の一番奥でテントを張る。
公園内には綺麗な水洗トイレがあるので、トイレと水には困らない。
近くにはスケボー広場があって遅くまで兄ちゃん達が練習していた。
夜遅くまで近くはライトアップされて明るくなったのは誤算だったが、朝までゆっくりと休むことが出来た。

本日のルート

スタート 栄タクシー  ゴール 小松島しおかぜ公園
歩行距離 20km

食事

朝 玄米ご飯のみ
昼 ラーメン、フランスパン1本
夕 白米押麦ご飯、味噌汁

2014年11月17日(7日目)

0400 起床 晴れ

起きて朝食の準備をしていると早くも早朝散歩の人がやって来た。
端っこまで歩かないと気が済まない人達なのだろうか。行き止まりに張ったテントの手前までやって来て戻ってゆく。

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0600 出発

人がやって来て落ち着かなくなったので、出発することにした。
タイル張りの下で乾燥していたので、テントにダメージを与えることなく撤収することが出来た。

0705 恩山寺着

小松島市街地からバイパスを横切り山手側にやって来る。
集落を抜けて登ってゆくと古い山門が見えてくる。

第18番 母養山(ぼようざん)
恩山寺(おんざんじ)

聖武天皇の勅願寺で行基が開山した古刹。かつては女人禁制の寺であったが、ここで修行中の大師を訪ねてきた母のために解禁を祈祷し境内に迎え入れたという。

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古びた山門
散歩でやって来た人の自転車だろうか。
自転車置場となっている。

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大師堂

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本堂

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立江寺に向かって商店街を歩く。

第19番 橋池山(きょうちざん)
立江寺(たつえじ)

四国霊場には4つの関所寺があり、その一つが立江寺。
心がけの悪い者は山門から先には進めないどころか、天罰が下るという。
天正年間(1573年-1593年)に長宗我部元親の兵火により全焼したが、幸い本尊は難を逃れた。その後徳島藩藩祖蜂須賀家政によって現在の地で復興された。昭和49年(1974年)に火災が発生、本堂が焼けたが本尊は無事で昭和52年(1977年)に再建された。

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山門

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大師堂

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本堂

0820 立江寺 着

商店街の細い路地を通ってゆくと目の前に立江寺が現れる。
今日は鶴林寺越えが待っている。境内で十分休み英気を養う。

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元気よく泳ぐ鴨
鶴林寺の麓の小川で見つけた。

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みかん畑の間を縫うように道が伸びている。

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みかん畑の中の急登
コンクリで固められた坂道。段差ではなく傾斜だと非常に疲れる。

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途中にあったかわいい藁葺の遍路小屋
地元の有志の方が建てられた立派な小屋。

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自然石を積み上げた石垣
膨大な手間暇を掛けて作られている。

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山の中腹から蛇行する勝浦川を見下ろす。

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山道が石段に変わる。
鶴林寺は近いようだ。

第20番 霊鷲山(りょうじゅざん)
鶴林寺(かくりんじ)

深山にたたずむ古刹。難所ゆえに兵火を逃れ、文化財が多く残る。老樹に包まれる山門の仁王門は、運慶作と伝えられている。
本尊は地蔵菩薩。地元の人や遍路からは「お鶴さん」と呼ばれ親しまれている。

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鶴林寺山門

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本堂へと続く長い石段

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本堂
向かい合った二羽の鶴がお出迎え。

*大師堂は撮り忘れ。

1435 鶴林寺 着

鶴林寺に向かう途中でガソリンを給油することにした。
明日は大龍寺越えのため燃料は多めに持っておきたい。
スマホで検索して遍路道沿いの一番近いGSで給油した。

立江寺から生名の集落までは長かった。
昨日の徳島中心部からバイパスを通って小松島市に南下する時にもバテたが、今日もバテた。
焼山寺越えの疲れが蓄積しているのだろうか。
ソールの硬い登山靴にも苦戦させられている。どうにかならないものか。

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南の那賀川方面に向かって石段を下る。

1620 大井小学校 着

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現在は休校中の大井小学校。地元の人が大事に手入れして再度の開校を願っている。

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小学校の体育館入口
この軒下にテントを張らせてもらえる。
電灯付きでオン・オフ出来るスイッチあり。
トイレと水場は遍路に開放されており、いつでも使用できる。

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県道沿いにある大井休憩所。地元の方公認の野宿場所となっている。
大きな東屋で下はタイル貼り。
トイレと水は小学校を利用する。

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なんとゴミを捨てられる。野宿の歩き遍路にとってゴミ問題は切実だ。
こうしたお接待は非常に有難い。

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前日のストーブ本体に引き続き燃料ポンプのメンテナンスを実施した。
プランジャーを外してポンプカップにオイルを塗布して組み直した。
それまで非常に重たかったポンピングが非常に軽くなった。

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ばっちり加圧をすることが出来るようになってさらに火力を増したガソリンストーブ

本日のルート

スタート 小松島市しおかぜ公園  ゴール 大井休憩所
歩行距離 22.4km

支出

ガソリン  給油0.73L  114円

食事

朝    白米押麦ご飯、味噌汁
昼    ラーメン、サバ水煮缶、玄米食パン2枚
おやつ  みかん1個
夕    白米押麦ご飯、レトルト牛丼、味噌汁

2014年11月18日(8日目)

0440 起床 晴れ 風強し

0645 出発

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那賀川に架かる橋を渡る。
振り返って鶴林寺方面の山を見上げる。

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太龍寺の登り口に到着。
これより太龍寺への急な山道が続く。

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しばらくは川沿いの細い林道を登ってゆく。

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道中の目印となる船石

第21番 舎心山(しゃしんざん)
太龍寺(たいりゅうじ)

弘法大師が19歳の時、100日間の山岳修行をした寺として知られる。
大師と深い縁があり、広く信仰を集める巨刹で、「西の高野山」とも呼ばれている。

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山門

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境内の鐘付きの山門

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ロープウェイ駅方面

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太龍寺本堂
とても立派な建物。

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大師堂

0810 太龍寺 着

急な山道であったが、距離は短いので1時間ほど登って太龍寺に到着する。
山中の遍路道では船石と呼ばれる等間隔で設置された道標を見かける。

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太龍寺東側の林道終点の駐車場にあるトイレ
トイレは汲み取りだが、手洗い用に山の水が出ている。
駐車場の片隅で野宿できそうだ。
ここから林道を下って県道28号線に出て国道195号線に向かう。

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国道195号線を東に向かって歩く。
阿南市街に向かって下り坂となっている。

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平等寺手前の桑野川河川敷で昼食とする。
ソールの貼替えの際、ついでにクリームを塗りこんで貰ったが、透湿性が落ちて足が蒸れるようになった。
こま目に脱いで足をリフレッシュする。

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県道284号線からの入り口
ようやく近くまでやって来た。

第22番 白水山(はくすいざん)
平等寺(びょうどうじ)

五色の霊運に導かれてこの地を訪れた大師が薬師如来像を刻み開山した。水を求めて地面を掘ったら白い霊水が出たという。
そこで山号を白水山とした。

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平等寺山門
カラフルな五色の布が下がっている。

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団体のお遍路さん達がやって来た途端に境内は賑やかに。
お帰りになるまで休憩する。

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本堂

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大師堂

1405 平等寺 着

桑野川の橋の手前で右に折れて集落の間を歩いていると見えてくる。
今日は日和佐の手前まで行こうと思ったが、時間的に厳しくなる。

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途中で見かけた一面のコスモス
晩秋の遍路道をゆく者の目を楽しませてくれる。

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手入れされている見事な竹林
不法投棄禁止看板が目立つ道路を歩いていると通りがかった竹林。
こんな竹林は見たことない。

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1700 福井ダム 着

平等寺から南に下って国道55号線に出てしばらくゆくと福井ダムに到着した。
少し前から当てにして歩いていたので、ダムに到着すると野宿場所が簡単に見つかりそうな感じで安心した。
広いダムで一周する訳にはいかないので、たまたま通りがかった通行止めとなっている道路脇にテントを張った。

ベンチが設置されているだけの場所で水、トイレはない。
水は平等寺を出る前に水筒を満タンにしておいた。
通行止めの道路なので通行車両はなく、散歩の人もやって来なかったのでゆっくりと休むことが出来た。

本日のルート

スタート 大井休憩所  ゴール 福井ダム
歩行距離 20.5km

食事

朝    白米押麦ご飯、味噌汁
おやつ  りんご1個
昼    ラーメン、サバ水煮缶
夕    白米押麦ご飯、レトルト親子丼、味噌汁

2014年11月19日(9日目)

0620 起床 晴れ

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0800 出発

今日は工程が短いので遅めの出発。
日が昇って明るくなってからのんびり歩き出す。

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国道55号線を歩く。

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海が見たくなり海沿いのルートを選択した。(実は道を間違えただけ。)
美波町(由岐)にやって来た。

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カニ注意のレアな標識

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0935 田井ノ浜 着

そのまま国道55号線を歩いて早めに日和佐に到着してゆっくりしようと思っていたが、道を間違え海の方までやって来てしまった。
遍路シールに釣られて歩き、気づいた時には既に手遅れなほど歩いてしまっていた。

峠を越えて由岐の町に下りてゆくと眼前に大海原の展望が広がる。
久しぶりに浴びる潮風だ。心地よい。

田井ノ浜に到着するとまずは立派なトイレが目に入る。
夏期は海水浴場となっていて、冷水シャワーが使用できる。
トイレも綺麗で使いやすい水場がある。

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綺麗な砂浜の田井ノ浜

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田井ノ浜駅
駅の直ぐ隣が砂浜となっている。

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海沿いの遍路道をゆく。

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潮騒を聞きながら歩く。所々に俳句が記された木が打ち込まれている。

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山座峠休憩所で昼食をとる。
屋根に絡まったつる植物がいい味を出している。

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1330 大浜海岸 着
海沿いのルートを歩いて大浜海岸までやって来た。

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ホテル白い燈台
日帰り入浴可

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アカウミガメの産卵場所として知られる。
毎年5月から8月にかけて上陸し産卵する。

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日和佐川の向こうに薬王寺が見えてきた!
もうすぐだ。

第23番 医王山(いおうざん)
薬王寺(やくおうじ)

日和佐の海を望む山の中腹にある。
厄除けに霊験あらたかな寺として有名で、境内には33段の女厄坂、42段の男厄坂がある。

薬王寺NET(公式ホームページ)

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山門

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本堂

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大師堂

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境内から見る日和佐の町並み

1400 薬王寺 着

大浜海岸付近で野宿場所のチェックを行うと港近くの集落内の細い路地を進んでゆく。
集落を抜けて日和佐川に架かる橋からは薬王寺の白い塔が見える。
導かれるように商店街を進むと山門前にやって来た。

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薬王寺で参拝を済ませると近所の薬王寺温泉にやって来た。
今日のスケジュールがゆったりしているのは温泉に入って泊まるため。
これから室戸岬に向けて長大な海岸沿いの道をゆかなければならない。
その前に温泉に入ってリフレッシュし、汚れた衣類を洗濯して態勢を整えることにした。

薬王寺温泉

営業時間  13:00~21:00まで
入浴料   大人 500円 子供 300円

コインランドリー有り
洗濯機 4.5kg       200円
乾燥機 4.5kg 30分 100円
(洗濯機、乾燥機各3台)

温泉に入り歩き旅の疲れを癒やす。入浴料、コインランドリー共に良心的な値段設定で非常に嬉しい。
洗濯中、スマホなどのバッテリーを充電させてもらう。

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1800 スーパー 着

温泉でのんびりしているとすっかり日が暮れてしまう。
明日からの長いコースに備えてしっかりと食料を調達しておく。
米が少なくなってきたので新たに白米2kgを購入する。
玄米が見当たらない。非常に残念だ。

1900過ぎ 大浜海岸にてテント設営

スーパーを出ると大浜海岸に向かった。
明るい内にチェックすると防潮堤の陰がテントを張るのに最適な場所だった。
ヘッドライトの明かりを頼りに海岸に到着すると人気はない。
トイレ近くの比較的平らな場所にテントを設営した。

本日のルート

スタート 福井ダム  ゴール 大浜海岸
歩行距離 17.9km

支出

温泉 薬王寺温泉         500円
コインランドリー 洗濯乾燥    300円
スーパー 食料買い出し    2,599円

食事

朝 白米押麦ご飯、味噌汁
昼 白米押麦ご飯、ラーメン
夕 ゆでうどん2玉、食パン2枚

つづく

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