四国遍路その3 24番最御崎寺から32番禅師峰寺

四国野宿遍路の旅
2014年11月11日~12月25日まで(45日間)

2014年11月20日(10日目)

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0430 起床 晴れ

夜中、トイレに行くと防波堤付近に釣り人のヘッドライトがチラチラと見えた。時折防潮堤の向こう側の道路を車が通ったが、人がやってくることはなかった。

0550 出発

玄米の代わりに白米押麦ご飯を食べる。今日から長大なロードの始まりだ。逸る気持ちを抑えつつテントを撤収して出発する。

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漁港の横を通ると朝早くから漁師さん達がライトを照らして網の補修をしていた。

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薬王寺前の交差点
早朝のため通行車両は非常に少ない。

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0630 道の駅日和佐 着

道の駅に通りがかったので、トイレを借りるついでに施設をチェックしてみる。敷地内にはテントが張れそうな東屋がある。
少し目立つ場所だが、日が暮れればテントを張っても問題無さそうだ。

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室戸まで77キロの表示
明日には到着するするが出来るか。

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国道55号線を歩く。

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1030 JR牟岐駅着

軽量化のため飲水以外は持たない。駅に寄って昼飯のラーメン用の水を汲む。

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牟岐町の遍路休憩所
地元のおばちゃん2人が至れり尽くせりの接待をしてくれた。

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面白い構造の壁
2×4くらいの木を積み重ねてボルト留めしている。

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屋根中心部は、金物を使った天窓有り。
明るくて開放的。

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屋根の裏側
短い平板を円形状に取付けている。構造は傘の骨組みに似ている。

1100前 牟岐休憩所着

空きっ腹を抱えながら昼食の休憩場所を探しながら歩いていると、横から出てきたおばあさん二人に手招きされた。
道路からは分かりにくいが、牟岐警察署の向かい、トンネルの手前の少し引っ込んだところに遍路の休憩所があった。

中に入って座ると、熱々のお茶やお菓子、蒸かしたてのさつま芋を出してくれた。
いろいろ話していたので時間は定かではないが、1時間近く話していたと思う。途中で逆打ちのお遍路さんもやって来て情報収集をすることが出来た。
お腹いっぱい蒸し芋を頂き、食べきれないものはお土産として袋に入れてくれた。縫い針とバンドエイドが入った袋もお接待として頂いた。
心からの持てなしに嬉しくなる。たくさん話してお腹も膨れて大満足だった。

遍路小屋の作りが面白いので話を聞いた。
篤志家がどんと建築費用を出してくれて地元の大工さんが建てたのだとか。
興味深い構造で次の山小屋のアイデアになるかもしれないと思い、各部の写真を撮らせてもらった。

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牟岐を越えると海岸線沿いを通る。

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海陽町にやって来た。

1245 鯖大師着

お腹が膨れて眠気を催しながら歩いていると興味をそそられるお寺があったので寄ってみることにした。

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鯖大師
四国別格霊場 第4番札所
鯖大師本坊-公式ホームページ

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鯖大師本堂
丸に鯖の文字が入った青の布が下がっている。
絵馬に開運、子宝成就、病気平癒などの願い事を書いて奉納し3年間鯖を口にしないことを誓う、「鯖断ちの祈願」を行うと願いが成就すると言われている。

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今日のねぐらを考えながら海岸沿いの道を行く。
まだこの頃は道草をしながら余裕を持って歩いていた。

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漁火の森公園

1630過ぎ 漁火の森公園着

国道を55号線を黙々と歩いてゆくと公園入り口の看板がある。日暮れ前のちょうど時間だったので、坂道を登って公園を覗いてみるとことにした。

公園に入ってみると手入れが行き届いており、大きな船の遊具がある。トイレは清潔で広い芝生がある。文句なしの野宿場所である。
しかし、まだ公園内で作業員が掃除をしていたので帰るまでベンチに座って待機することにした。

午後5時を過ぎて作業員が帰ったので、テント設営場所を探していると、公園内に炊事場があってどうやらキャンプ場を併設しているようだ。
そこでキャンプ場の管理業務をしている遊遊NASAというホテルにキャンプ場の使用料を聞いてみると一張2,000円とのこと。
ファミリーキャンプの値段設定で非常に高いので、公園入口にあった遍路小屋に行くことにした。

遍路小屋に行くと同じく野宿の歩き遍路の人が居た。
あれこれ話しをして情報収集をして私は隣の駐車場の片隅でテントを張ることにした。
遍路小屋は国道沿いにあって夜中も大型車両が通って騒々しいと思われたので、少し離れた場所にテントを設営した。

本日のルート

スタート 大浜海岸  ゴール 漁火の森公園入口P
歩行距離 29.7km

食事

朝    白米押麦ご飯、味噌汁
おやつ  食パン2枚
昼    蒸し芋、お菓子
おやつ  蒸し芋、お菓子
夕    白米押麦ご飯、味噌汁

2014年11月21日(11日目)

0400 起床

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0550 出発

朝方トイレに起きると国道の向かい側に民家があることに気がついたので、夜明け前にテントを撤収し出発することにした。

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1時間ほどくらい夜道を歩いてようやく日の出を迎えた。

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0710 道の駅宍喰温泉着

早朝の道の駅の到着すると駐車場は閑散としている。昨晩車中泊したような車から歯ブラシを咥えた人が下りてきた。

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雲ひとつ無い快晴の天気だったので、試しに下着類を洗濯しザックに付けて乾かすことにした。
コインランドリーは小型の洗濯機を置いてあるところは少なく、お金が掛かる。出来るだけ節約するために水道で洗濯をすることにした。

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道の駅を過ぎたあたり。
気持ち良い道沿いの道が続く。

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0820 高知県入り

ようやく高知県にやって来た。いよいよ修行の道場スタートだ。

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0850 海の駅 東洋町着

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海の駅 東洋町 目の前に広大な砂浜が広がる。

東洋町HP-観光・イベントのページ

高知に入りしばらくゆくと、海の駅に到着する。
夏は海水浴場となるようできれいな砂浜が広がっている。
駐車場が広く、トイレも清潔、しかも芝生のスペースがあって野宿場所には最適のようだ。
ただ、キャンプ場が隣接しているので注意が必要と思われる。

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少し早めの昼飯。防波堤の階段状の場所で休む。
乾燥わかめ、餅入り味噌ラーメンにさんまの蒲焼缶
初期の頃のメニューは非常にシンプルだった。
大きなザックを背負って歩いているとこの程度のご飯を食べても直ぐに腹が減ってしまう。

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東洋町の野根川を渡ってしばらくゆくと民家がなくなり、延々と国道を歩くことになる。
途中、自販機さえも見当たらなくなるので、注意が必要。

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まだまだ室戸岬は遠くに霞んで見ることが出来ない。

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歩きに歩いて室戸市に入った。
午後になると疲労が溜まり体が重くなってきてペースが上がらない。

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佐喜浜付近に来るとようやく民家が見えてきた。
佐喜浜を過ぎると再び何もない海沿いを行くことになる。
無理は禁物。まだ時間が早いが、ねぐら探しを始めることにした。

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1550 佐喜浜八幡宮着

佐喜浜八幡宮で水を汲ませて貰う。
国道55号線を歩いていると神社のような建物が見えた。

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1630 防波堤の陰にテント設営

神社から海の方に向かって歩いていると海岸沿いにある防波堤に辿り着く。防波堤沿いに南の方向へ歩いてゆくと下に降りる階段を見付ける。
その階段部分にテントを張れるスペースを見つけた。
民家は防波堤の陸側にあるが、全く気づかれない死角に入り込めたため、明るいうちからテントを設営することにした。

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上から見た様子。

海からの風が弱く、近所の人がやって来なかったので落ち着いて休むことが出来た。
コンクリート面から下の地面までは5メートル近くあったので、寝ぼけて落ちたり、物を落とさないように気をつける必要があった。

本日のルート

スタート 漁火の森公園入口P  ゴール 佐喜浜防波堤
歩行距離 28.4km

食事

朝 白米押麦ご飯、味噌汁
昼 ラーメン、さんま蒲焼缶
夕 白米押麦ご飯、レトルト豚玉丼、味噌汁

2014年11月22日(12日目)

0450 起床

0700前 出発

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テントを撤収したところ。佐喜浜の港を撮影。

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近所の民家の様子。
朝早くから草を燃やしていた。

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室戸岬まで17キロ
民家はあるが、スーパーコンビニなど買い物できる店は見当たらない。

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薄っすらと室戸岬が見えてきた。しかしまだまだ遠い。

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外海の荒波が創りだした天然の造形の夫婦岩。
2つの岩には太いしめ縄が渡されている。

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歩きながら水平線を眺める。
雲の切れ間から太陽の光が差し込む。

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室戸岬がハッキリと見えてきた。
最御崎寺も近い。

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室戸岬近くの民家は高いコンクリート壁で囲まれている。
強風から家を守るためか。まるで要塞のようだ。

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室戸岬の遊歩道をゆく。

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海がどこまでも青い。いつまでも見ていたい景色。

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弘法大師行水の池
約1,200年前にお大師様が行水をされたという池

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御厨人窟(みくろど)

御厨人窟は平安時代初期、当時青年であった弘法大師がこの洞窟に居住したと伝えられている。この洞窟から見える風景は空と海のみで、ここから「空海」の法名を得たとされる。

第24番 室戸山(むろとざん)
最御崎寺(ほつみさきじ)

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山門

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本堂

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大師堂

1300 最御崎寺着

薬王寺から約80キロ離れた高知県最初の札所にやって来た。
日和佐の町を出て3日目にしてようやく辿り着く。
海岸線の道を延々と歩いて境内に着くとしばしの休憩。
じわりじわりと達成感が身を包む。
そして一息つくとゆっくりと参拝を行った。

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1340 室戸岬灯台着

最御崎寺から直ぐのところに室戸岬灯台がある。
灯台のあるところといえば、見晴らしが良い場所なので寄り道することにした。
眼下には果てしなく大海原が広がっている。
岬を越えて行き来する船が小さく見える。

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灯台の巨大なレンズ。
夜間になると回転して約49キロ先まで光を放つ。この光達距離は日本一。

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室戸スカイラインを下る。
眼下に見えるのは室戸岬漁港。

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津照寺付近の漁港
一本釣り漁船が漁を待って繋がれている。

第25番 宝珠山(ほうしゅざん)
津照寺(しんしょうじ)

津寺(つでら)とも呼ばれて親しまれている津照寺は交通安全、海上安全に御利益がある寺として信仰を集めている。

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山門

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長い石段を登って本堂に向かう。

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本堂

1550 津照寺着

室戸スカイラインを下って国道55号線に出ると。再び国道歩きとなる。
交通量の多い国道を避けて旧道をゆく。室戸岬漁港を過ぎて室津港にやって来ると津照寺まではあと僅かだ。
お寺に着くと日没が近い。手短に参拝を済ませてトイレで水筒を満タンにしてねぐら探しへと向かう。

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亀のバス停

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1850 海岸にてテント設営

津照寺を出ると近所のスーパーで食料を購入し、国道55号線を先に進む。
歩いている歩道からは綺麗な砂浜が見える。駐車場所から離れたところで、ちょっと下りてみると波打ち際にテトラポットが並べられているが、テントを張れるスペースはある。
海に向かって若干の傾斜があるのが気になるので、一旦は止めにして先に進みかけるも暗くなっては良い野宿場所は見つけられそうに無いので、戻ってテトラポットに陰にテントを設営した。
付近にトイレ、水なし

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スーパーで買い出しした食料
米は十分あるので、昼のおかずの缶詰2つにおやつなど。

砂浜の寝心地はあまり良くない。
傾斜に対して横向きにテントを張るしかなかったので、寝ていると海側に寄ってしまう。下もわりと凸凹しているが、コンクリートの様に冷えないのが良い。
生温い湿った海風で朝起きると露で湿っていた。

本日のルート

スタート 佐喜浜防波堤  ゴール 室戸市浮津海岸
歩行距離 28.5km

支出

コンビニ  おやつなど  208円
スーパー  食料買い出し 641円

食事

朝    白米押麦ご飯、味噌汁
昼    ラーメン、さんまの缶詰
おやつ  菓子パン1袋、せんべい1袋
夕    白米押麦ご飯、味噌汁、イカ煎餅

2014年11月23日(13日目)

0430 起床 晴れ 気温高く生温い

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テント撤収後
人目と風を避けるためにテトラポットの陰にテントを張った。

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広々とした開放的な海岸

 0625 出発

テントを撤収しザックに砂を入れないように注意しながらパッキングする。
付近に遊歩道はないので、散歩の人がやって来ることはなかった。

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金剛頂寺に向かって遍路道を歩く。
振り返ると室戸岬方面から太陽が昇ってきた。

第26番 龍頭山(りゅうずざん)
金剛頂寺(こんごうちょうじ)

最御崎寺の東寺に対して金剛頂寺は西寺と呼ばれる。

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山門前の長い階段

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山門

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山門の 巨大なわらじ

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本堂

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大師堂

0710 金剛頂寺着

ねぐらを出発して元川を渡り民宿うらしまの手前から山の方向に進む。
アスファルトの道から未舗装の遍路道をしばらく行くと長い階段が現れる。

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道の駅手前の海岸沿いの歩道をゆく。

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0850 道の駅キラメッセ室戸 着

金剛頂寺から国道に下りると道の駅は近い。
海沿いの歩道を潮風を浴びながら歩いると建物が見えてくる。

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天気が良いので下着を洗濯する。
水の滴る洗濯物を木に掛けてまずは水切りを行う。

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道路脇の花壇にはアロエが生えている。
南国の気候に合うのか勢いが良い。

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見通しの良い直線道路が続く。

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交通量の多い国道を避けて静かな旧道を歩く。

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羽根岬は遍路道を通りショートカットする。

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峠付近から振り返る。
手前の行当岬の向こうに室戸岬が見える。

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奈半利の町並みが見えてきた。
体がバテて言うことを全く聞かない。

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1615 奈半利駅着

途中、休み休みしてようやく奈半利駅までやって来た。
遠くから大きな駅舎がよく見える。
駅のトイレで水筒を満タンにして野宿に備える。

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駅の近所のスーパーで食料の買い出し。
軽量なパン、カット野菜、押麦などを購入する。

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1730 河川敷付近にテント設営

スーパーを出ると駅の隣にあった公園をチェックする。
東屋があって野宿に最適ではあったが、人がやって来そうな雰囲気があったのでパスし、奈半利川の河川敷に下りる。
まずまずのフラットな場所はあるが、釣り人がウロウロしている。
河川敷から少し上がったところで車が入れそうもない建設残土置き場にテントを張れそうな場所を見付ける。
下が凸凹していて快適な場所とは言えないが、歩き疲れていたので先に進むのを止めてテントを張ることにした。

本日のルート

スタート 室戸市浮津海岸  ゴール 奈半利川河川敷付近
歩行距離 23.7km

支出

スーパー  食料買い出し  722円

食事

朝    白米押麦ご飯、味噌汁
おやつ  食パン3枚
昼    ラーメン、さんまの缶詰
おやつ  食パン1枚
夕    白米押麦ご飯、味噌汁(カット野菜1/2袋)

2014年11月24日(14日目)

0400 起床 晴れ 前日より風があって少し肌寒い

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0600 出発

少し風が強いのでテントを飛ばされないように撤収する。
地面が凸凹なので道具を失くさないように注意を払ってパッキングを行う。

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ざっとした地図を見る限り神峰寺は打戻のルートに見えたが、ザックをデポする場所が見つからないままズルズルと歩いてしまう。

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神峰寺の登山口にやって来た。
ここまで来てしまったので、ザックをそのまま背負って行くことにした。

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急な坂道だがまだ早い時間なので体は動く。

第27番 竹林山(ちくりんざん)
神峰寺(こうのみねじ)

真っ縦(まったて)と呼ばれる急な山道を登った山上にあり、四国八十八箇所屈指の難所として知られている。

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山門

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本堂

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大師堂

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山の斜面にある平地に建てられたお寺。

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境内に湧き出る水

0850 神峯寺着

急な坂道を登り切ると駐車場が見えてくる。
ここからは車遍路も歩いて境内を目指す。
山門を抜けてしばらく登ってゆくとようやく納経所が見えてくる。
本堂と大師堂はまだこの上だ。
ザックを下ろして身支度を整えて参拝する。

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1130 安芸市入り

神峯寺の下りは広域農道をゆく。道幅が広く新しい道。所々見通しの悪い部分があるので車に気をつけながら歩く。
山を下りると再び国道歩きが続く。

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岩屋に建てられた喫茶店

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喫茶店の近くの防波堤で昼食をとることにした。
狭い場所だが、日当たりがよく人目も避けられるところ。

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昼飯の時、登山靴を脱いでソールの剥がれをチェックする。
左足の内側部分。徐々に剥がれ具合が酷くなっている。

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右足の踵部分
今回始めて気が付いた。

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昼休みの場所から安芸市街が見える。
そんなに距離はないが、歩くペースが遅いので時間がかかる。

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防波堤沿いに歩く。
国道歩きとは違い、車に気を使う必要がないので、リラックスして歩くことが出来る。ただし、ペースは上がらない。

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土佐くろしお鉄道の線路を越える。

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安芸市街に入る頃にはもうバテバテ。
東屋にある四角の椅子に斜めになって寝転ぶ。
しばらく休むと不思議とまた歩けるようになる。

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オープンしたてのケーズデンキ
アドバルーンが上がって賑やか。

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1610 安芸漁港着

歩いては休み、休んでは歩いてようやく安芸漁港までやって来た。
元駅舎の場所は公園となっていてトイレ東屋もある。
少し奥の広場の片隅でテントを張ろうと待機していたが、近所の人が犬の散歩にやって来る。
せっかく見つけた野宿場所で勿体無いが人気があるので先に行くことにした。

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1900 赤野休憩所着

安芸漁港を出てしばらく歩くと日が沈む。
ヘッドランプを点灯してナイトウォークに突入する。
暗くなった途端に周囲の状況が分からなくなるので、スマホを取り出し位置確認する。
途中でサイクリングロードを歩いたが、台風で崩れて通行不能となっていたので、再び国道歩きを余儀なくされた。
スマホのナビを頼りにサイクリングロードに復帰し、しばらく行くと赤野休憩所に到着した。
休憩所は国道に接しているので車がやって来る。
少し騒々しいが贅沢を言ってられない。片隅にあった東屋を覗くと先客がいたので、ベンチの横にテントを設営して休むことにした。

本日のルート

スタート 奈半利川河川敷付近  ゴール赤野休憩所
歩行距離31.4km

食事

朝    白米押麦ご飯、味噌汁
おやつ  りんご1個、フランスパン1本
昼    ラーメン、イワシの缶詰
おやつ  玄米食パン 3枚
夕    白米押麦ご飯、レトルト牛玉丼、味噌汁

2014年11月25日(15日目)

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0400 起床 雨

夜中から雨が降り出した。雨粒が大きくストーブのプレヒートを外でするとずぶ濡れになってしまう。
一旦テントを撤収して地下道に移動し朝食を摂ることにした。

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0550 出発

地下道で朝食を手早く済ませる。
幸い下が乾いていたので雨のダメージは最小限に抑えることが出来た。

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赤野休憩所からは再びサイクリングロードをゆく。
雨のため人気はない。

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琴ヶ浜近くの松林を歩く。

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0650 琴ヶ浜休憩所着

松林の中に建物が見えてきた。琴ヶ浜の休憩所である。
休憩所には雨の当たらない屋根下が多くあって野宿に出来そうだ。
人気のない休憩所で一息つくと先に進むことにした。

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0750 香南市入り

雨の中の辛い歩行が続く。
雨に打たれて体が冷えてくる。

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線路跡に作られたサイクリングロード。
トンネルの形から当時の様子を窺い知ることが出来る。

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民家の間から姿を現す橋桁。
可動橋が開いているところ。
ちょっと寄り道して見てゆきたいところだが、毎日のように午後になるとバテてペースがガタ落ちするので、そのままスルーして体力を温存する。

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協会の玄関先で雨宿りさせてもらう。
長時間雨に打たれて体力を消耗する。

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大日寺近くの石段を上がる。
足がガタガタで手すりを頼って登ってゆく。

第28番 法界山(ほうかいざん)
大日寺(だいにちじ)

本尊は大日如来。開基は行基。
弘法大師が爪で彫ったとされる「爪彫り薬師」を奥の院に安置されている。首から上の病に霊験がある。

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山門
右手のもみじが赤く色づいて参拝者を迎えてくれた。

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本堂

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大師堂

1230 大日寺 着

大日寺に着く頃にはようやく雨が上がり日が差してきた。
日に当たると体が温まってくる。
雨のためお昼はパンを食べて済ましてお寺に到着する。

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しばらくは雨の心配はなさそうだ。
濡れた衣類を乾かしながら歩いてゆく。

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物部川を渡る。
雨のためまだ河川敷は濡れている。時間が早いので先に進む。

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田んぼの中の農道を歩く。
またまた体が言うことをきかなくなってきた。どうしようもない。
まだ乾いていないコンクリートの上にザックを下ろして休憩する。

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1600前 松本大師堂 着

休み休みあるいて松本大師堂までやって来た。もう先に進む体力は残っていない。
近くには遍路用の仮設トイレがあって直ぐ横には飲用可の水道があるので、今日はここで泊まることにした。

休憩していると、ここ数日間抜きつ抜かれつしていた静岡の兄さんがやって来た。
仕事の都合があるので、引き上げるという。
春までに終えてしまいたいということだったが、その後無事結願できたであろうか。
野宿で歩いている人だったので、話があって楽しかった。

屋根の下のスペースはなんとかテントを張れるスペースはあったが、近所の人がお参りにやって来るので、テントは張らずにベンチの上で寝袋に包まり眠ることにした。
濡れたテントやカッパなどを出して乾かす。
西寄りの風が吹いていたが、下から半分まで壁があるので、ベンチで寝ていても風に当たることはなかった。
テントのような閉ざされた狭い空間ではないので、ベンチの上から物がポロポロ落ちてしまったが、失くすようなことはなかった。

本日のルート

スタート 赤野休憩所  ゴール 松本大師堂
歩行距離20.9km

支出

スーパー 食料買い出し  1,152円
玄米の代わりの押麦の消費が激しい。新たに押麦一袋(800G)を購入する。

食事

朝    白米押麦ご飯、味噌汁
おやつ  フランスパン1本、ピーナッツ1袋
昼    食パン2枚
夕    白米押麦ご飯、味噌汁

平成26年11月26日(16日目)

0400 起床 晴れ
0600 出発

大師堂は夜になると大変静か。近所の人がお参りに来る前に荷物を片付けて出発する。

第28番 摩尼山(まにざん)
国分寺(こくぶんじ)

聖武天皇の勅願によって各国に建立された国分寺。
土佐の国分寺は、鎌倉時代の兵火などにより寺勢が衰えた時期があったが、戦国時代に長宗我部氏によって再興された。

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山門

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山門から本堂に向かって真っ直ぐとのびる参道

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本堂

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大師堂

0650 国分寺着

松本大師堂を出るとまだ明けぬ農道をヘッドランプの明かりを頼りに進む。夜間は電柱に貼られた遍路シールの矢印に沿って歩く。
明るくなって歩いていると元親くんロードと遍路道が重なっていることに気づく。
地元だけあって長宗我部元親の人気は高い。

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国分寺を出ると再び農道歩き
道の片隅に立てられた看板を頼りにあるく。

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0920 高知市入り

高知市に入る前にたまたま通りがかったガソリンスタンドで燃料を補給する。空になったガソリン携行缶に入れてもらう。
このガソリンスタンドではガソリン携行缶以外への給油はしないと言われ、念の為に購入して持ってきたことが初めて報われることになった。

第30番 百々山(どどざん)
善楽寺(ぜんらくじ)

かつて30番札所は2箇所存在した。
この善楽寺と今は奥の院とされている安楽寺だ。明治時代の廃仏毀釈によって多くの寺院が廃寺となったが、安楽寺もそんな混乱の時代の影響を受けた。

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山門なしの広々とした境内

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本堂

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大師堂

0940 善楽寺 着

高知市に入ると下り坂となる。
お寺の手前で県道384号線から脇道にそれて住宅街の中を歩く。
遍路シールに導かれて歩くと広い駐車場がある善楽寺に到着する。

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次に目指すは五台山の竹林寺。
目標物があるので歩きやすい。しかし、途中で遍路シールを度々見失いスマホのナビのお世話になる。

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電車の線路を横切る。
懐かしさを感じさせる旧式の車両だ。

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畑の横を通り竹林寺へと向かう。

第31番 五台山(ごだいさん)
竹林寺(ちくりんじ)

五台山の山上にあるお寺。五台山一帯は、春は桜、秋は紅葉の名所の公園として整備されている。
近くには植物学者の牧野富太郎にちなんだ植物園がある。

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見事な庭園

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山門

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色付く境内のもみじ

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本堂

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大師堂

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朱塗りの五重塔

1230 竹林寺着

善楽寺から南下し五台山に向けて歩く。
五台山は遠くから目立ち目標物となるが、国道32号線を横切る時に遍路シールを見失う。スマホのナビを頼りに道を進むと遍路道に復帰することが出来た。
ぶどう畑だろうか、畑の中の道を登ってゆくと、五台山の山上公園に到着する。公園の間を進んでいるといつの間にか植物園の中にいる。
遊歩道と交錯して分かりにくいが、植物園の迷宮を勘を頼りに進み抜け出ると、そこに竹林寺があった。

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五台山を下りてきた。
振り返ると西の空から雨雲が迫ってきている。途中で雨に降られて何回か雨宿りをする。

第32番 八葉山(はちようざん)
禅師峰寺(ぜんじぶじ)

船の安全を祈願し弘法大師が刻んだという十一面観音菩薩が本尊。
江戸時代、土佐藩主も船旅の安全を祈った。

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山門

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本堂

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大師堂

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境内から見る夕日
土佐湾が一望できる高台にあるお寺。

1620 禅師峰寺 着

五台山の下山途中で遅めの昼食とする。山を下りてしまうと休憩場所が見つからないおそれがあるので、道路から少し逸れたところにあった空き地でザックを下ろして休む。
五台山を下りたころ、雨に降られる。
何度か雨宿りをして大粒の雨をやり過ごしたが、完全に止むまでは待っていられないので先に進む。
何度か道を迷いそうになりなりながらもなんとか遍路シールを辿って禅師峰寺の登り口に到着する。
雷がゴロゴロとなるなか、つづら折れの山道を登りお寺に着く頃には晴れ間が覗いてきた。

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ナイトウォークに突入する。
地図を見ると分かりやすい道だが、暗くなると自分の位置が分かりづらく不安になってくる。
何度かスマホで位置確認して進む。

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1830 種崎キャンプ場着

今日のねぐらは以前からチェックしておいた浦戸湾の入り口の東側にある種崎の無料キャンプ場だ。
到着時は暗くてキャンプ場の全体像がまるで分からなかったので、取り敢えず目立たない隅の方にテントを張ることにした。

本日のルート

スタート 松本大師堂  ゴール 種崎千松公園
歩行距離 31.4km

食事

朝    白米押麦ご飯、レトルト中華丼、味噌汁
おやつ  みかん1個、食パン4枚
昼    ラーメン、鯖缶詰
夕    麦ごはん(100%)、わかめスープ

2014年11月27日(17日目)~休養一日目

0600 起床 晴れ

今日は遍路旅を始めてから初の休養日。高知市街に出て温泉に入りコインランドリーで洗濯して、市内観光をする。

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一夜明けたキャンプ場

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広大な公園内にキャンプ場はある。公園とキャンプ場の境は不明瞭。

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キャンプ場内の水場

種崎千松公園

種崎千松公園内にある無料のキャンプ場

使用上の主なルール

・ キャンプをする場合は高知県土木事務所に連絡すること。
・ 一週間以上の長期滞在は行わない。
・ 木にロープ等を縛りつけるなど木を傷つけない。
・ 火の取扱いに十分注意する。焚き火禁止。
・ 車やバイクなどの乗り入れ禁止。

など。

公園管理者 高知県
連絡先    高知県土木事務所
088-882-8143

キャンプ場施設

駐車場
公園の西側にある。30台程度駐車可。駐車場からサイトまでの数百メートルは歩く必要あり。

トイレ
綺麗な水洗トイレ。広大な公園内に3箇所あり。

水場
2箇所あり。

その他
公衆電話、手入れされてない小さな炊事場がある。

決して設備の整ったキャンプ場とは言えないが、無料なので多少のことは気にならない。
浦戸大橋の下あたりにあるので、橋を通行する車の音が気になる他は、近所の人が犬の散歩に訪れるくらい。
暖かくなるとどうなるか、それが気になるキャンプ場。

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種崎からは歩いて行くには距離がありすぎるので、バスに乗って高知市街までやって来た。

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アンパンマンの電車

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レンタサイクルを借りて温泉までやって来た。

高知ぽかぽか温泉

営業時間 年中無休 午前8時~深夜2時まで
     ただし第3火曜日は夕方5時から営業

入浴料       大人(中学生以上)       690円
        シニア(65歳以上)    510円
          中人(小学生)     320円
        小人(小学生未満)   110円

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温泉の隣にあるコインランドリー

久しぶりに温泉に入って体を綺麗にする。
頭を剃ろうとしたが、カミソリの刃に髪の毛が詰まってなかなか剃れない。30分くらい掛けて何度もカミソリを当てたので、頭皮が傷んでしまう。
温泉から出ると隣のコインランドリーで汚れ物の洗濯と乾燥を行う。
小さい洗濯機が使用中だったので、20分位待つことになった。

沢田マンション

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沢田マンション(さわだマンション)は、高知県高知市薊野(あぞうの)北町に建設された、集合住宅である。鉄筋コンクリート建築を専門職として手掛けたことのない者が、夫婦二人で(のちにはその子も加わって)造りあげた。通称「沢マン」(さわマン)、「軍艦島マンション」とも呼ばれる。
現況は、鉄骨鉄筋コンクリート構造、敷地550坪、地下1階地上5階建て(一部6階)、入居戸数約70世帯、約100人居住。

お風呂と洗濯が終わるとブログの読者から教えてもらった沢田マンションにやって来た。
周囲の建物に阻まれて近くに来るまで気付かなかった。

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敷地内に展示してある発電器の原動機

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スロープを上がって2階に登る。

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さらにスロープを登って3階に

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空中庭園の池

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エレベーター内の吹き抜け
少し怖い。

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屋根にはテレビアンテナがいっぱい

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管理人さんの居住区入り口
いろいろな道具が置いてある。立ち入り禁止なのでここで写真を撮る。

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屋上にあるクレーン

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通路のグレーチング部分
下が見えて少し怖い。

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アジアンテイスト溢れる通路

スマホのナビを頼りに沢田マンションまでやって来る。
入り口の管理人の部屋には誰もいないので、近くにいた人に見学してもいいかと尋ねてみる。
すると奥の方に入って行き誰かと話して戻ってきて、住人に迷惑をかけないように見学してください。と許可を得ることが出来た。

スロープを登ってくゆきマンション内に潜入する。
日本の建築物と思えないほどの混沌とした世界が広がっている。
ワクワクの連続でマンション内なのに池があったり、うさぎがいきなり出てきたり、エレベーターの吹抜部分があったりと面白い。
まるでマンションが生きているかのような躍動感を感じる。
地階と最上階の管理人居住スペース以外は、住民に迷惑をかけない範囲で見学できる。
近くに寄った際は是非見学して行って欲しい。

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沢田マンション全景

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JR高知駅
屋根の形に惹かれて寄ってみた。

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開放的な駅のホーム
高い丸型屋根が利用者をリラックスさせる。

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夜の街

酒飲みだった頃は毎晩の様に繰り出していた繁華街。
後ろ髪引かれる思いで飲み屋街を後にする。

お風呂に入って洗濯をし、沢田マンション、JR高知駅を見学していると日が暮れてきた。
今回、高知市街までやって来たのは、観光目的ではなく靴の買い替えのため。
スマホで検索した最寄りの靴屋に行って靴選び。
耐久性を重視して再びハイカットのトレッキングシューズをする。
この選択が後々の遍路で危機を招くことになる。

ソールの剥がれた登山靴を宅急便で実家に送り返すとレンタサイクルを返却してバスに乗り種崎キャンプ場まで戻った。

支出

高知市バス  往復          880円
レンタサイクル 一日       500円
温泉入浴             690円
洗濯乾燥             600円
昼食(吉野家牛丼大盛り)     460円
おやつ(パン)              287円
トレッキングシューズ     4,633円
宅急便(ゆうパック)       930円
スーパー 食料買い出し    2,287円

合計  11,217

食事

朝    麦ごはん、味噌汁
昼    牛丼大盛り
おやつ    フランスパン1本、食パン2枚
夕    玄米ご飯、味噌汁

2014年11月28日(18日目)~休養二日目

昨日は高知市街まで行ってお風呂買い物などを済ませてテントに戻ったのは午後9時前。
当然そんな一日では疲れがとれるはずもなく、前日にはもう一泊して休むことを決めていた。
昨日の大きな出費で外出する気が失せてしまったので、公園でゆっくりして過ごすことにした。

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これが新たに購入したトレッキングシューズだ。
サイズは25.5センチで横幅は不明。恐らく3E以下。
前の張り替えた登山靴に比べ軽くてソールも柔らかく格段に歩きやすくなったが、それも一日だけで以後靴ずれに悩まされることになる。

明らかにサイズの合わない靴でつま先部分に靴ずれを起こす。
四国遍路の成功の鍵は靴にある!

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今一パッとしない天気だが、寝袋を干してソーラー充電する。
バッテリーが消耗するのでスマホは弄れず、四国遍路のガイドブックを読むしかなかった。
夕方から雨が降り始めた。

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晩御飯のメニュー。
高知のスーパーでようやく玄米が手に入った。
じっくりと水に浸した玄米は柔らかく炊きあがる。

食事

朝 玄米ご飯、味噌汁、食パン1枚
昼 ラーメン、サバ水煮缶
夕 玄米ご飯、味噌汁

つづく

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