白神山地 妙師崎沢 暗門~高倉森まで

まずは前日のようす。
朝からハッキリしない天気だったが、登れると思って暗門を出発した。
ところが途中で土砂降りの雨となったので、第1の滝まで行って戻ってきた。
何枚かの写真を添付して説明しておこう。

暗門の滝登山道入口
水場で水を汲んで身支度を整える。

早朝の暗門川を歩く。狭い谷間にカワセミの鳴き声が響く。

第2の滝を過ぎたところで、土砂降りの雨となった。
巻道上部の素掘りのトンネルの中で雨宿りをした。
雨が小降りになったので、第1の滝まで行ってみると、再び大雨となったので引き返した。

第3の滝の巻道をゆく。

水量が増えて身の危険を感じた。
やはり引き返してきて正解だった。

行きでは見られなかった滝。
崖から水が流れ落ちていた。

カエルを発見した。
雨がたくさん降って居心地が良さそう。ゲロゲロ。

妙師崎(みょうしさき)沢の遡行 暗門~第1の滝~高倉森~暗門
2016.9.18

コースタイム

05:30 ビレッジANMON付近~05:40 暗門の滝登山口入口~06:15 第3の滝~06:25 第2の滝~06:35 第1の滝~07:00 妙師崎沢出合~07:40 オカエッコノ沢出合~08:45 妙師崎沢の滝~10:15 高倉森付近登山道~10:35 高倉森~11:40 ビレッジANMON付近

歩行時間 6時間10分(休憩時間を含む)
歩行距離 11.6km

*ルートの上部は、枝分かれが多かったため、現在位置を見失い正確さに欠ける。

ビレッジANMONの前を通り過ぎる。
早朝のため人気はなし。車中泊の車も見られない。

登山道入口の水場

おいしいブナの森の湧き水。
ここで水筒を満タンにする。

暗門川の橋。
鉄骨だけ残されている。
橋は渡れないので、歩いて渡渉する。
ここで多くの人が引き返してしまう。

登山道上に落石多数。
昨日に比べてかなり増えていた。

横倉沢(よこくらさわ)出合

暗門の滝 第3の滝

第2の滝

第2の滝を高巻き中

第1の滝手前

第1の滝

一般登山道は第1の滝まで。右岸の高巻き道を登っているところ。

第1の滝の滝口まで登ってきた。
ここまでは先日、西股沢(にしまたさわ)を遡行した時やって来たところ。

滝口のようすをズームで撮影した。

ここでウォーキングシューズから渓流シューズに履き替えた。

妙師崎沢出合

右が妙師崎沢、左が西股沢

静かな雰囲気の妙師崎沢。
緊張しつつ、期待も膨らんでゆく。

草の中でヤマカガシを発見。
毒蛇なので気をつける。

妙師崎沢左岸の平らな場所。
もとマタギ小屋があったところと思われる。
テント泊するには良さそうな場所だった。

ゆったりとした流れとなる。

白神山地の山深さにすっかり魅了されてしまった私。
ご機嫌で歩いてゆく。

倒木に生えていたキノコ

オカエッコノ沢出合い

正直なところ、合っているかどうか自信はない。
何本か沢の分岐があった。

オカエッコノ沢出合過ぎの赤茶けた場所。

小さな滝が連続する。
苔で滑らないように慎重に歩いた。

上流部になるにつれて水量が減ってきた。

岩が削られた隙間を水が流れる。
面白い場所だった。

前方に滝が現れた。これが難所の滝。

妙師崎沢の滝

正式名称は不明。
滝の落差は20mほど。
かなり滑りやすそうで私には直登はできない。

滝の右岸を巻くことにした。
獣道のような薄っすらとした踏み跡があった。

高巻き中。
斜面が脆くて滑りやすく、緊張を強いられた。
木の枝や根を手がかりに登っていったが、1箇所だけ何も持つ場所がない滑りやすい斜面を横切らねばならなかった。
戻る方が余計危険に思えたので、手放しでそっと歩いて何とか突破することができた。
今回の妙師崎沢で、この滝の高巻きが一番緊張した場所であった。

大滝を越えると、また小さな滝が現れた。
上流部は小さな滝が連続する区間だった。
滑らないように慎重に登った。
ボルダリングをしているようで楽しい。

上流部にはどちらか迷う二股が多数あり。
地図を見てもどちらに行ったらいいのかハッキリしないので、自分の好きな方を選んで登った。
駄目だったら引き返せばいいと思った。
悩んでいても時間を浪費するだけ。

苔むした岩

緑濃い沢を歩いていると、将来のことなど全く考えなくなる。
ただ、今現在のことを考えるのみ。

現在位置を見失っていたが、前へ前へと登って行った。
いつかの嫌らしい滝を越えて源頭部にやって来た。

藪漕ぎを開始。
渓流シューズのままだったため、かなり滑りやすかった。

かなり上まで登ってきた。
現在位置を見失っていたので、かなり弱気になっていた。
これから戻るとなるとかなり大変だ。

稜線に出ても藪漕ぎは続く。
登山道はもうすぐそこだと、何度も思いながら歩いた。

ようやく登山道に出たところ。
ホッとするとともに、沢を登りきったという達成感が湧き起こってきた。
ここで渓流シューズからウォーキングシューズに履き替えた。

登山道に生えていた赤いキノコ

高倉森山頂 829.4m

周囲は樹木に囲まれていて視界はなし。
景色は見えずとも大満足。

登山道脇で見つけた白いキノコ

ブナ林の中をゆく。
非常に気持ち良い極上の散歩道。

樹木の切れ間から岩木山(いわきさん)方面を望む。

上部は分厚い雲に覆われていた。

ビレッジANMONまで戻ってきた。

車の前で荷物を下ろす。
渓流シューズ、ウォーキングシューズともに泥まみれとなった。

近くの沢に下りて綺麗に洗った。

今日は昼前に下山することができたので、かなりの余裕あり。
お昼の玄米ご飯を食べていたが、小腹が空いたのでラーメンを作って食べた。

山行を振り返って

今回、妙師崎を遡って高倉森まで登ることができた。
これまでは途中で引き返していたので、凄く達成感があった。
滝の高巻きは緊張したが、なんとか越えることができた。

上流部では現在位置が分からなくなり、適当に登ってしまった。
土地勘が全くないところだったので、どうしようもなかった。
ただ地図を見てだいたいここらへんと思うしかなかった。
沢は上流部になると紛らわしい分岐が幾つもでてくるので、目印になる地形や木を覚えておかなければならないと思った。

渓流シューズの底がすり減ってきて、ちょうどミッドソールが減ってしまいそうになっていたので、今回を山行で白神山地の沢歩き訓練は終了することにした。

おわり

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