白神山地 横倉沢 暗門~大滝まで

横倉沢(よこくらさわ)遡行 暗門(あんもん)~大滝 2016.9.15 

コースタイム

05:50 ビレッジANMON付近~06:30 横倉沢出合~07:50 三条の滝~08:50 魚止めの滝~09:20 大滝~10:10 大滝滝口~10:45 引き返し~11:10 大滝滝口~11:35 大滝~12:15 魚止めの滝~13:10 三条の滝前~14:15 横倉沢出合~15:00 ビレッジANMON付近

歩行時間 9時間10分(休憩時間を含む)
歩行距離 15.3km

*支沢が多くて現在位置が分からず、引き返しポイントがはっきりしない。

暗門(あんもん)大橋から暗門川上流方向を望む。
白い建物は最終トイレ。

暗門川の砂防ダム付近

遊歩道に落石多し。

横倉沢(よこくらさわ)出合

ウォーキングシューズから渓流シューズに履き替え、ヘルメットとグローブを着用して、沢歩きの準備をする。
靴は木の枝に吊り下げて乾かしておいた。

横倉沢に入ってすぐにゴルジュ帯の険しい岩場に差し掛かった。
左岸(下流を見て左)の踏み跡を辿った。

無事に岩場を通過してホッとした。
次第に穏やかになってくる。

岩肌から流れ落ちる水。
これも滝なのだろうか。

楽しい渓流歩き。
カワセミの鳴き声が谷にこだまする。

人気が全くない静かな横倉沢を独り占め。

三条の滝入口

横倉沢出合から1時間20分ほどのところにある滝。
奥の方から大きな水音が聞こえてきたので、滝があるのが分かった。

三条の滝

横倉沢右岸の支沢にある滝。

滝の左岸、向かって右側に薄っすらと踏み跡が付いていた。

小さな滝をいくつか越えてゆく。

渓流に日差しがたっぷりと降り注ぐ。
核心地域に入るといっそう緑が深くなってきた。

魚止めの滝

落差10mほどありそうな滝。
少し戻って右岸手前の巻道を進んだ。

草付きの斜面が泥で滑りやすく登るのが大変だった。
何度も滑っては登っての繰り返しだった。

巻道をゆく。
右に見えるのが魚止めの滝。

滝口に立って下を見下ろす。
登れそうで登れない微妙な滝だった。

二股にやって来た。
横倉沢は右方向。カツラの巨木が目印。

一度見たら忘れないカツラの巨木。
もの凄い生命力に圧倒された。

またまた二股。
ここは左をゆく。
奥に小さな滝が見えた。先を急ぐので、時間あれば帰りに寄ってゆくことにした。

大滝手前

前方から滝の轟音が聞こえてきた。
あれが大滝なのか。一気に緊張が高まる。

大滝

かなりの落差がある滝だった。
水量が多く迫力があった。

滝に近寄って下から見上げる。
ひと目見た瞬間登れなさそうに見えたが、しっかりした手がかりはあった。

巻道を探しているところ。
始め右岸の斜面に踏み跡らしきものが見えたので、登ってみることにした。

途中の斜面であまりに滑るので、つい最近入手した秘密兵器、渓流アイゼンを装着した。
魚止めの滝では、持っていたことをすっかり忘れていた。

こんにちは。からあげです。 今回は、渓流歩きの秘密兵器、渓流アイゼンを紹介します。 滑りやすい草付きの斜面の登り降りの際、絶大なグリップ力を発揮してくれそうです。

アイゼン装着するとグリップ力が格段に増したが、石に乗り上げたり爪を引っ掛けてバランスを崩しそうになる。
斜面を慎重に登っていると、アイゼンの爪をズボンの裾に引っ掛けて破いてしまった!
アイゼンを付ける時は、渓流用のスパッツが必要だと思った。

結局右岸からは諦めて、左岸を進むことにした。
一旦沢に戻るとアイゼンを外す。ズボンに引っ掛けてバランスを崩すと危ない。
左岸は始め草が茂っていて踏み跡が見えにくかったが、斜面に取り付いてしばらくゆくと、薄っすらとした踏み跡が見えた。
傾斜が急で非常に崩れやすい斜面だったので、木の根や枝を手がかりに慎重に登って行った。

残置ロープを発見。
左岸から巻くのが正解だと分かってホッとした。

木々の間から見える大滝

高巻きをしてようやく滝口に降り立ったところ。
緊張から開放されてホッと一息。

近づき過ぎると危険なので、ズームで撮影した。

大滝を越えるといっそう緑がいっそう濃くなった。
これが自然本来の姿なのかと思うと、体がゾクゾクと寒気がして怖くなってきた。

二股に別れた沢。
水量はだいたい同じでどちらに行こうか非常に迷う。

さらにまた二股が現れる。
大滝過ぎてからは、二股がいくつもあって判断に非常に迷った。

さらに遡ると前方にナメ滝が現れた。

10:45 引き返し

大滝の高巻きを考えると、余裕のあるうちに引き返しておきたい。
常時圏外のため、万が一の時は助けを呼ぶこともできない。
1人なので行動不能に陥ればそれでおしまい。
大滝を越えて当初の目的は達しているので、ここらへんで引き返すことにした。

大滝近くの滑床。
非常に歩きやすい。

再び大滝滝口まで戻ってきた。
ここで一息付いてから集中して下ってゆくことにする。
ここで渓流アイゼンを装着する。

左岸の巻道をゆく。
2本の松の間を越えたところ。
ここから下りの急斜面で気を抜けない。

斜面がもろく非常に滑りやすい。
ついうっかりして、木の根の間に挟まっていた石を落としてしまう。
足場の良いところにたどり着いてしばしの休憩。

大滝の下に下りてホッとしたところ。
泥まみれになったアイゼンを水洗いした。

大滝下から右岸を撮影する。
行きは踏み跡に釣られて登っていったが、途中で踏み跡が消えたので戻ってきた。

大滝下から左岸を撮影する。
踏み跡が草薮の中に埋もれてしまっていて、巻道が分かりにくい。

左岸の巻道の上部。
非常に斜面が脆いので、要注意箇所。

大滝下で昼食をとる。
いつものようにタッパに玄米ご飯を詰め込んだだけ。

大滝を越えて余裕が出てきたので、行きに素通りした滝に寄った。
場所はカツラの巨木と大滝の間の左岸支沢に入ってすぐのところ。
名前は不明。
なかなか見応えのある滝だった。

カツラの巨木をじっくりと堪能する。
ちょうどこの付近で老夫婦とすれ違った。

幹は両手で抱えきれないほど太かった。
これだけの巨木に成長するには、いったい何年かかったのだろうか。

標高406m地点の二股からカツラの巨木を写す。
これは本当に良い目印だ。

魚止めの滝まで戻ってきたところ。
滝に寄って記念撮影。
右岸の巻道を下る際は、渓流アイゼンは付けず。

三条の滝入口。
ここまで来れば一安心。
先ほどの魚止めの滝を過ぎた辺りで、今度は営林署の2人組に出会った。
パトロール中とのことだった。

淡々と横倉沢を下ってゆく。
こんな歩きやすい沢も大雨が降れば、一転して修羅場と化して地獄の沢歩きに変貌することだろう。

暗門川が近づくと、深く刻まれた谷となって険しさを増してきた。

左岸の踏み跡を辿ってゴルジュ帯の岩場を越えたところ。
振り返って上流方向を撮影した。

暗門川まで戻ってきたところ。

ヘルメットをとって、渓流シューズからウォーキングシューズに履き替えた。

暗門川の遊歩道を意気揚々と引き上げる。
平日のためか、人気は全くなかった。

車に戻って後片付けをしたところ。
車の至るところに衣類や道具を干した。
水浴び洗濯を済ませてからようやくゆっくり休む。

お腹が空いたので、スパゲッティーを作ることにした。
麺をたっぷりと入れた。

ボリューム満点のスパゲッティーの完成だ。
お腹が空いていたので、非常に美味い。
もりもり食べてすぐに平らげてしまった。

山行を振り返る

今回は渓流用アイゼンを投入しての渓流歩きとなったが、使い始めてすぐにズボンの裾に引っ掛けてズボンを破いてしまった。
引っ掛けないようにとガニ股気味で歩いていたにも関わらずやってしまった。
今後、アイゼンを使う時は引っ掛けないように、渓流用スパッツを使用したい。

大滝は始め右岸から巻こうとしたが、途中で険しさを増して踏み跡がなくなったことから引き返した。
今度は左岸から登ってみると踏み跡を発見した。
非常に脆い急斜面だったので、かなりの緊張を強いられた。
軽量日帰り装備だったので、なんとか越えられることができた。
泊まりの装備を背負った状態では越えられたかどうか分からない。

取り敢えず無事に戻って来られたことが何よりだった。
じっくり焦らずレベルアップしてゆきたい。

おわり

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