天狗岳(八ヶ岳)

白駒池

高見石から白駒池を望む

 

登山日
2011年12月19日(前日泊日帰り)

ルート
渋の湯~中山峠~天狗岳(東西)~高見石~渋の湯

行動時間 7時間15分(休憩時間を含む)
歩行距離 12.9km

今回は、冬山訓練として10月の終わり頃に行った八ヶ岳を登山することにした。アプローチのし易さと日帰り登山可能な北八ヶ岳のなかの東、西天狗岳を登ることにした。
前日は、登り口付近で車中泊をして宿泊代を浮かせ、なおかつ耐寒訓練も行うことにする。

登山概要

12月18日(前日)

中央道を諏訪ICで下り茅野の市街地で買出しをして、八ヶ岳付近を散策することにした。
当初予定していた北横岳登り口のピラタスロープウェイ駅まで行ってみると、積雪量は、ほんの少しで、リフト周りだけ人工降雪機で降らせたような雪があるのみで、山頂駅から滑り降りることが出来る量の雪はない。日曜日なのにお客さんも少ない。現在一部コースのみ滑走可のようだ。
せっかく冬山訓練をしに来たのに雪が少ないので、天狗岳を登ることに変更した。

麦草峠のゲート(茅野側)

麦草峠のゲート(茅野側)

ゲート手前の駐車スペース

ゲート手前の駐車スペース

茅野市千駄刈自然学校

茅野市千駄刈自然学校

ついでなので麦草峠(茅野側)のゲートまで行ってみると、ゲートまで多少の雪が積もっているものの、ノーマルタイヤでも十分来れる量である。
ゲートの手前には車5台分くらいの駐車スペースがある。 また、すぐ近くに自然学校があり、中に駐車場があるので、係りの人に尋ねてみると、午後3時で閉めますとのこと。

渋の湯手前の駐車スペース

渋の湯手前の駐車スペース

続いて今日のねぐらとなる渋の湯まで車で行ってみると、終点付近にトイレつきの駐車場があるものの、結構人の出入りがあり、車中泊に不適と思われたので終点の少し手前の駐車スペースに車を停めて、今晩はここで車中泊することにした。

12月19日(当日)

02:00 起床

寒いので夜中に何度も目を覚ましたお陰で寝起きはいまいち。寒さを堪えて車の中を片付けて朝食を済ませる。

登山口

登山口

パノラマコースへの分岐

パノラマコースへの分岐

唐沢鉱泉への分岐

唐沢鉱泉への分岐

04:00 出発  

寒さで準備が手間取り出発が少し遅くなる。林道を15分ほど登ると終点に登山口がある。
橋を渡って森の中へと進む。

黒百合ヒュッテ

黒百合ヒュッテ

06:15 黒百合ヒュッテ着  

朝が早いせいか小屋の明かりは点いておらず、真っ暗で静まり返っている。
テント場にテントなし。

中山峠

中山峠

東天狗岳手前の分岐

東天狗岳手前の分岐

東天狗岳 

東天狗岳

08:00 東天狗岳着

黒百合ヒュッテを出て10分ほど歩くと中山峠に出る。うっすらと明るくなってきた。
そして記憶のある道に出てホッとする。東天狗岳の登りの途中で日が昇り付近が明るくなる。
樹林帯を抜ける前にアイゼンとピッケルを装備して本気モードとなる。
強風に吹かれながら山頂に立つも視界が悪い。西天狗岳への道にもトレースがあるので迷うことなく進む。

西天狗岳

西天狗岳

08:15 西天狗岳着

西天狗岳についても何も見えないのですぐに引き返す。

中山への登り

中山への登り

中山山頂 

中山山頂

10:05 中山着

来た道を引き返し中山峠に戻り、今度は高見石方面へと進む。こちらの方もしっかりとトレースが付いているので迷うことはない。
しかも木の根が雪の下となって道がフラットになっているので非常に歩きやすい。ペースも落ちることなく距離を稼ぎ、中山に到着するも、いまだ視界は回復せず。

高見石小屋に到着

高見石小屋に到着

高見石小屋

高見石小屋

10:50 高見石小屋着

雪の中にひっそりと佇む小屋に到着。なんとも味わいのある小屋だ。

高見石からの白駒池

高見石からの白駒池

高見石から小屋を見下ろす

高見石から小屋を見下ろす

裏の高見石に登ってみると景色が素晴らしい。
凍結した白駒池が見える。しばらく景色を堪能したのちに下りる。
高見石の小屋を出て、賽ノ河原へ向かう分岐を過ぎてしばらくすると、いい感じのテーブル上の岩があったのでそこで、昼食を取ることにする。 
寒さのせいでレトルトのおでんの汁がシャーベット状になっている。

賽ノ河原 

賽ノ河原

迂回路の看板 

迂回路の看板

登山口

登山口

13:00 登山口着

昼食を終え賽の河原に着くと、風当たりが強く寒い。付近は岩がゴロゴロしている。目印として赤ペンキやポールがあるので、視界が悪いときでもそんなに迷うことはない。
賽の河原を過ぎて沢沿いの道に出ると増水時用の迂回路がある。トレースは、本ルートのみに付いている。
硫黄のにおいがしだすと、もうすぐ登山口だ。
身も気持ちも軽くなる。

渋の湯付近駐車場

渋の湯付近駐車場

登山口を過ぎると駐車場がありトイレも付いている。女性にはありがたい施設だ。外観からは綺麗そうな気がする。駐車料金は、一日1000円。
林道をしばらく下りるとジムニー君がお出迎え。荷物を片付け、八ヶ岳を後にする。

感想

今回、4時出発して迷わず歩けたのはトレースがしっかりあったお陰だ。
トレースなしでラッセルして登らないといけないようならば、日が昇ってからの行動になるだろうし、厳しい雪との戦いが予想される。
樹林帯を抜けた付近から指先が寒さのため痛くなり、グローブの上から軍手を嵌めて寒さをしのいだ。
今後、改善が必要なところだろう。
また、昼食はストーブを炊いて煮炊きするようなことは厳しいと感じた。カロリーメイトや缶詰などで手早く済ませるのがいいだろうと思った。 
さらに水が凍ってしまうので凍らない対策が必要に思われた。ペットボトルのお茶を飲もうにも凍って飲めなくなってしまった。
なにかといろいろ問題が出てきたが、今後の登山のため、とても勉強になる事だらけであった。本当に勉強になった。

おわり