夕張岳

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山頂直下の神社より山頂を見上げる。

夕張岳(1667.7m)200名山
登山日 2015年6月24日


登山ルート
夕張コース登山口~冷水コース~夕張岳~馬の背コース~大夕張コース登山口

夕張岳コース-西側

登りは冷水コース、下りは馬の背コース

夕張岳コース-東側

夕張岳断面図1

距離   13.0km
累積標高  1209m

まえがき

羊蹄山、ニセコアンヌプリを登った後は、大雪山系を登ろうと思ったが、そこへ行く途中に200名山2つがあったので寄ってみることにした。
去年100名山を一筆書きで登った田中陽希さんが今年は200名山をやるということで、北海道入り前から気になっていたところだった。
事前に調べたところによると花の名山として名前を知られている山とのことだったので、どんな花が見られるか楽しみになった。

参考リンク グレートトラバース 200名山一筆書き

登山概要

6月23日(登山前日)

登山前日のうちに登山口まで行って車中泊することにした。
夕張市街から国道452号線を北上する。
シューパロトンネルを抜けて2キロほど進むと右手に脇道が見える。
夕張岳大夕張コースのアプローチ道となる鹿島林道の入り口だ。

Googleストリートビュー
ここで右折する。

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右折して下に下って行き、シューパロ湖北側の白銀橋を渡って奥に進む。

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鹿島林道入口ゲート
平成27年は6月20日(土)に通行可能となった。
車両乗入れは原則普通車のみで、大型は通行不可となっている。

参考リンク 夕張市 夕張岳林道通行について

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鹿島林道ゲート前 大夕張コース登山口

ゲート手前には10台分程度の駐車スペースがあるが、トイレがないので少し戻ることにした。

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左俣橋を渡る手前の駐車スペースにトイレが設置されていたので、ここで車中泊をすることにした。
水は事前に夕張市内の公園でポリタンクを満タンにしておいた。

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駐車スペース脇の仮設トイレ

近くに寄ってみたが、そんなに匂いは酷くない。
トイレから少し離れた場所に車を停めた。

6月24日(登山当日)

0400 起床

昨日の夕方から小雨が降り続いたが、朝になってようやく上がってくれた。
ただし、湿度が高く空気が湿っぽい。外を歩くと体が湿っぽくなる。

0625 出発

天気が悪いので登るかどうか迷ったが、何台かの登山者の車が通っていったので、準備をして登ることにした。
トイレで大を済ませるとようやく登る気力が湧いてきた。
湿度が高いのでカッパ上下を着て歩くことにした。

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左俣橋を渡って奥に向かう。

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0630 大夕張コース登山口

昨晩、ヒュッテに泊まった団体さんの車も道路脇に停められている。
ゲート前の登山ポストでノートに必要事項を記入する。

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0640 冷水コース分岐

ゲートを越えて林道を進んでゆくと右手に冷水コース分岐が見えてくる。
看板の横に計測カウンターがあるので1回押した。
ここで暑くなったのでカッパの上着を脱ぐことにした。

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分岐からしばらくはゆるやかな道が続くが次第に急になってくる。

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0730 冷水の沢

小一時間登ると水場にやって来た。
手を付けると非常に冷たくて気持ち良い。
そのまま飲めるかどうか不明であったが、水の冷たさに負けてそのままゴクゴクと飲んだ。

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0745 馬の背コース分岐

水場から一息で馬の背コース分岐までやって来た。
ここからまだ登りが続くが展望台を越えればなだらかとなる。もう少しの辛抱だ。

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石原平のシラネアオイの群生地

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シラネアオイ

シラネアオイ(白根葵、学名:Glaucidium palmatum)は、キンポウゲ科(シラネアオイ科として分けることも多い)シラネアオイ属の多年草の一種。深山の植物。日本固有種の1属1種である。
北海道から本州中北部の日本海側にかけての山地帯と亜高山帯のやや湿り気のあるところに分布している。高さは20-30 cm。花期は5-7月頃。花弁はなく、7 cmほどの淡い紫色の大きな萼片が4枚あり、大変美しい姿をしている。
和名は、日光白根山に多く、花がタチアオイに似ることからシラネアオイ(白根葵)と名づけられた。別名で「山芙蓉(やまふよう)」、「春芙蓉(はるふよう)」ともいう。

Wikipediaより引用

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0810 望岳台

石原平で綺麗なシラネアオイの花で楽しみ歩いていると前方の方で賑やかな声が聞こえる。
昨日、夕張岳ヒュッテに宿泊した団体さんで望岳台で休憩中だった。
ガスに包まれて視界が利かないのでそのまま通過する。

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望岳台を過ぎてしばらくすると右手の方にうっすらと前岳が見えた。

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0830 憩いの沢

雪解け水の沢が流れている。人が奥に入って行けそうな感じだったので、そのままでは飲む気になれなかった。

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ミヤマキンポウゲ

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前岳湿原に入る。
木道が整備されているのでその上を歩く。
まだ少し時期が早いせいか湿原に咲く花は少なかった。

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0840 男岩

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ガスに霞むガマ岩

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0850 ガマ岩

大きな岩の直ぐ下までやって来たが、ガスに包まれてはっきりと見えない。

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ひょうたん沼

ガマ岩を過ぎて直ぐのところに小さな沼がある。
水は淀んでいるため飲用は厳しい。
ふと、ひょうたん沼と表示された看板を見ると、ヒグマの牙や爪の跡が残されていた。

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ほとんどフラットな道を行く。
所々、ハイマツが覆いかぶさっていて上半身を濡らす。

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釣鐘岩の手前から視界が回復傾向になる。

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釣鐘岩を左手に見ながら急坂の登りとなる。

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前方に夕張岳のピークが見えてきた。
画像中央付近の草木が生えていない場所が吹き通しとなる。

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 0925 吹き通し

釣鐘岩を交わすと草木が生えていない場所、吹き通しにやって来る。
風を遮るものがないので、風は強く吹いている。

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吹き通し部分は草木がほとんど生えていないが、数少ない中で珍しいユウバリソウが咲いていた。
猫じゃらしのような面白い花だ。

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0930 金山コース分岐

吹き通しから少し登ると分岐に出る。
東の長大な尾根筋のルートとなる金山コースだ。

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山頂手前でようやくガスが晴れ、これまで歩いたルートの全貌が明らかとなる。
ひときわ目立つ尖ったピークは濃いガスの中トラバースした前岳

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0940 夕張神社

吹き通しから金山コース分岐を経てなおも登ると少しフラットな場所に出る。
そのフラットな場所の一角には夕張神社がある。
ステンレス製の鳥居上部が雪の重みに耐えかねて歪んでいる。
夕張神社から夕張岳の山頂が見える。残り僅かの登りだ。

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0945 夕張岳山頂

神社から一息で山頂に立つ。
視界はガスのため不良。
登りはカッパズボンをずっと履いていた。足元を見ると裾部分に泥が付着していた。
朝露と雨で濡れるのでずっとズボンを履いていたが、もう雨の降る心配はなさそうなのでカッパのズボンを脱ぐ。
お昼には多少時間が早いが下山途中で弁当を食べる場所はないので昼食を食べることにした。
いつもの玄米ご飯をタッパに詰めただけのご飯だ。

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山頂から夕張神社を見下ろす。
距離はほんの僅かなのでよく見える。

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山頂から南方向に伸びる尾根
正規の登山ルートではないが、薄っすらと踏み跡が見える。

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1030 吹き通し

山頂で昼食を食べるなどして20分ほど休憩する。
帰り道、ユウバリソウの面白い形が気になったので再びじっくりと観察する。

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木道を歩く。
前岳湿原はまだ高山植物の開花時期には早いようで咲いている花は少ない。

1050 ガマ岩

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湿原に迫り来る雲の塊

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ハクサンチドリ

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間近で見る前岳山頂

1110 憩いの沢

1120 望岳台

登りの時よりも多少はマシだが、展望は利かない。

 1140 馬の背コース分岐

登りは冷水コースだったため、下りは馬の背コースにする。

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名前の通り馬の背のような尾根沿いのルートで所々泥濘の急斜面があり往生した。
夕張岳ヒュッテで水を汲めるので、登りは馬の背コース、下りは比較的緩やかな冷水コースとした方が良さそうに感じた。

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1220 夕張岳ヒュッテ

何箇所かの急斜面に苦しめられ、足首に違和感を感じながらようやくヒュッテまで下りてきた。
ここまで来ればあとは林道歩きなので多少気楽になる。
馬の背コースの下りで再び靴が泥だらけとなったので、ヒュッテ前を流れる沢で靴の泥汚れを落とす。

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夕張岳ヒュッテ

2015年6月20日から8月末まで管理人常駐、9月は週末のみ滞在予定
素泊まりのみ(食事提供はなし。寝具は各自で持参する。)
ヒュッテ前面の空きスペースでテント設営可能。

ヒュッテ宿泊
大人 1,500円(中学生以上)
子供 1,000円(小学生)

テント泊
1名 500円(炊事棟、トイレ利用料含む)

トイレ
ヒュッテ横の別棟にバイオトイレあり。


付近の沢から仮設炊事棟まで引いている。

 

参考リンク
夕張岳ヒュッテ(ユウパリコザクラの会)

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1250 大夕張コース登山口

登山口に着いてみると出発前より車が増えている。
平日なのに高山植物が咲き乱れる山で人気があるようだ。

1255 駐車場着

タイムにゆとりのあるコースだったので、遅い出発にも関わらず、早めの時間に無事駐車場に戻ってきた。

所見

登山前日から小雨の降る天気で登山日和とは言えなかったが、当日朝まで登山するかどうか悩んでいた。
朝、車の中でゴソゴソと準備をしていると登山に向かう車がやって来たので、自分も登ることにした。
登山をするかしないかの決断が遅すぎる。
そして他の登山者も登るから自分も登ろうという安易な気持ちで登山を決行した。
これでは駄目だ。
当日、登山するかどうかの決定は自分自身で行わなければならない。
今後もこのようないい加減な決定をするのなら、手痛い失敗をするに違いない。
次回からは各方面から情報を入手した上で自分自身で決定したい。

装備

20Lザック、ウエストバッグ、登山靴、登山用厚手靴下、ユニクロ速乾性ボクサーブリーフ、ユニクロ速乾性Tシャツ、登山用ズボン、長袖シャツ、ウインドブレーカー、マフラータオル、カッパ上下(モンベルストームハンター)、帽子、熊よけベル、熊よけ鈴、熊撃退スプレー、剣先ナタ、ダブルストック、スマホ、デジカメ、ヘッドランプ、ライター、火打石、コンパス、25000分の1地形図、笛×2、折りたたみナイフ、財布、トイレットペーパー、プラティパス2Lハイドレーション、タッパ、チタンフォーク

水・食料

水  2L 残1L
食料 玄米ご飯、カロリーメイト4袋
玄米ご飯のみ消費

山行ブログ記事
夕張岳(2015.6.24)

以上